
こんにちは! 読書大好き、やまももです。
突然ですが、みなさんは本を読むことが好きですか?



漫画はいいけど、活字はあまり好きじゃないな~。



雑誌は大好き!
など、本との距離感は人それぞれですよね。
私自身は子どもの頃から本に親しんできました。
小説に自己啓発本、ビジネス書、さらには雑誌や漫画も広~く読みます。
そんな私がずっと苦手意識を抱いてきたもの…それが「電子書籍」です。



本は、紙に印刷されてるからこそ本でしょ!
と、電子書籍がはやり始めてきてからも、なんとなく抵抗感があったのです。
でも、心のどこかには「電子書籍…気になる…」という思いも。
それから数年、ふとしたきっかけで、電子書籍の世界へと足を踏み出すことを決意。
すると、いかに自分が電子書籍に対するネガティブな先入観や思い込みにとらわれていたか気づかされました。
そして、思いました。



「紙の書籍が最高に好きだけれど、電子書籍も使ってみたい。でも、本当に良いものなのかなぁ」とモヤモヤしている人は、私以外にもいるのでは…?
そこで今回は、そもそも電子書籍っていったい何?という基本知識や、電子書籍のメリット・魅力について、わかりやすく紹介していきたいと思います。
- 電子書籍を使ってみたい!でも、本当に良いものなの?
- 紙の本が好きだけれど、電子書籍も気になる
- 電子書籍のメリットや活用法を知りたい!
こんな方に参考にしていただけたらうれしいです。
電子書籍って、そもそも何?
まずは、電子書籍について、あらためてご紹介します。
電子書籍は、本を電子化(データ化)したもの
電子書籍とは、もともと紙の本として出版されるコンテンツを電子化、つまり「データ」にしたもののことです。「デジタルブック」「電子ブック」などと呼ばれることもあります。
単行本や漫画、文庫本、雑誌など、現在では多種多様なコンテンツが電子化され、電子書籍として楽しめるようになっています。
データ化されたコンテンツは、電子機器(端末)を使って画面で読むことができます。次で解説しますね。
電子書籍はどうやって読むの?
電子書籍のコンテンツ(内容)はデータなので、それを読むためには「端末」が必要。
といっても決して難しい話ではなく、たとえば以下の端末を使います。
- スマートフォン
- タブレット
- パソコン
- 電子書籍リーダー
多くの人が毎日使っているスマホやパソコンでも、電子書籍は楽しめるというわけです!
そして購入した電子書籍は、ブラウザ、もしくは後述する各電子書籍ストアのアプリ(無料)をダウンロードすると読みます。
※ちなみに「電子書籍リーダー」とは、電子書籍を読むために使う専用端末のこと。
電子書籍を頻繁に利用する人は、読書に集中できるなどの理由で、電子書籍リーダーを使うこともあります。(電子書籍リーダーの魅力については、また別途記事を書こうと思います)
電子書籍の買い方(購入場所は?)
電子書籍はオンライン上の「ストア(お店)」で購入できる!
電子書籍は、電子書籍を販売するオンライン上のお店(ストア)で購入することができます。
代表的な電子書籍ストアを挙げていきますね。
- kindleストア
- 楽天kobo電子書籍ストア
- BookLive!
- ebook japan
- BOOK☆WALKER
- honto
- 紀伊国屋ウェブストア
- DMMブックス
- dブック
これ以外にも、たくさんのストアがあります。電子書籍市場の拡大とともに、年々参入するストアが増加傾向にあります。
ストアの選び方は?
これだけたくさんの電子書籍ストアがあると、正直、どこで買えばいいか迷ってしまいますよね…。
基本的には、以下のようなポイントをおさえて探していくのがおすすめです。
- 読みたい本のジャンルが充実しているか?
- ストアの使い勝手(本の探しやすさなど)はいいか?
- ポイントやセール、クーポンなどの施策があるか?
- ビューアアプリ(電子書籍を読むためのアプリ)の見た目はどうか?



電子書籍ストアでは、リアルな本屋さん以上に、キャンペーンやポイントに力を入れているところが多いです。クーポンが配られることも多いので、その辺りをチェックして選ぶのもコツです!
電子書籍のメリット6つ
①かさばらず、何冊も同時に持ち歩ける手軽さ
電子書籍の大きなメリットは、かさばらずに、何冊でも本を持ち運べることです。
小さな文庫本ならまだしも、ハードカバーの本なんかはずっしりと重くて、持ち歩くのにためらってしまうことがありますよね。
その点、電子書籍であれば、気にするのは端末の重さだけ。スマホやタブレットは常に持ち歩いている人が多いはずなので、それ以上の重さは考えなくてOKです。
しかも、1つの端末に何冊もの本を入れておくことが可能です。読みたくなったときにその場ですぐ読めるお手軽さは、電子書籍の大きな魅力です。
②紙の本よりも安く購入できることが多い
電子書籍は、同じタイトルの紙の本よりも安く購入できることが多いです。
もともと紙の本と比べて10%~20%程度安く価格設定されていたり、セールも結構頻繁に行われるので50%以上の割引で買えることも。
紙の本の場合は、規定によって新品が割引されることはないので、とてもお得感を感じられるでしょう。
③収納スペースに困らない
電子書籍を好む人の多くがメリットとして口にするのは、「収納場所に困らない」という点です。
紙の本は、購入すればするほど家のスペースをとります。
本棚には限界がありますし、読んでいない本が机の片隅に積み上がってしまう…なんていうことも。
その点、電子書籍であればスペースは無限大です。(実際には端末の容量に限界はありますが…64GBでも漫画で400~600冊程度、文字だけの本なら数千冊は入ります)
④各種ポイントが貯まる・使える(ストアによる)
先にもご紹介した通り、電子書籍ストアは数が多いです。
そのなかには、Amazonや楽天などショッピングモールと連動しているところもあります。
Amazonポイント、楽天ポイント、PayPayポイントなどなど…普段よく買い物で使っているショップと同じポイントが貯まるお店を利用すれば、還元率がアップするなどの恩恵を受けられます。
⑤本を読む場所・時間が広がる(通勤中、お風呂、ベッドなど)
「本を読みたい!でもなかなか落ち着いた時間がとれない…」と感じている人にとって、電子書籍はメリットを感じやすいでしょう。
先にも挙げた「持ち運びが容易」という点から、どんな場所でもパッと取りだして本を読む行為をとりやすいからです。
通勤中の電車内でも、仕事の休憩中でも…。そして防水機能のある端末を使えば、お風呂の中でも本をふにゃふにゃにする心配なしに読書できます。
また、暗闇で読書できることも電子書籍のメリット。
寝る前のライトはあまり良くないという声もありますが、個人的にはあまり気にしておらず、ベッドの中で本を読むのが好きです。
⑥思い立ったときに即購入できる
個人的によくあるのですが、ちょっと読んでみたい本が見つかっても、次に本屋さんに行くまでに熱が冷めてしまったり、そもそも行く時間がとれなかったり…ということがありませんか?
電子書籍なら、365日時間と場所を問わず、思い立ったときに即購入することができます。
「読みたい本は読みたいうちに」を実現できるのは、電子書籍の大きなメリットです。
電子書籍のデメリット5つ
①紙の質感が感じられない
電子書籍の最大のデメリットというか、弱点といえるのは、紙の質感はまったく感じられないことです
もともと本好きな人は、やはり本の手触りや「読んでいる感」に心地よさを抱くのだと思います。
私自身、本の「装丁(表紙や帯などのデザイン・作り)」がとても好きで、その印象で本を購入してみたくなることはしばしばあります。
電子書籍だと、どうしても無機質な感じにはなってしまうので…。紙の本とは「別もの」として捉えるべきかなと考えています。
②人に貸しづらい
「面白かった本は身近な人と共有したい!貸してあげたい!」という人もいると思いますが、電子書籍は残念ながら本の貸し借りが難しいです。
購入した本は、自分の持っている端末のみに入るからです。
まさかスマホやタブレットごと貸すわけにはいかず…ですね。
自分一人で読む分にはまったく問題ないデメリットといえます。
③売ることができない
普段は新書メインで買っているけれど、もう読まない本は中古品を扱うショップにどんどん売るという人もいると思います。
本の買取は、本棚のスペースが空く、少しでもお金になる、などの点でメリットがありますよね。
ただ、電子書籍の場合は買取サービスのようなものはありません。(もしいらなくなったら「削除」はできます)
このあたりも、データならではの考え方だな~と思いますね。
④書籍化されていない本もある
現時点では、世の中のすべての本が電子書籍化されるわけではありません。
著作者の許諾や意向によるもの、また古い本などで出版用の元となるDTPデータがない場合など、電子書籍としては販売されないケースも存在します。
電子書籍市場が伸びて電子化される本は増えていますが、100%でないのは事実なので、読みたい本が電子書籍じゃ見つからない…ということもあり得ます。
また、電子書籍ストアは、それぞれに得意・不得意ジャンルがあったりします。
いつもはAのストアを使っているけれど、この本だけはBのストアにしかないなどという場合には、ストアの「使い分け」が必要になってくるでしょう。
⑤目的のページにたどり着きづらい
紙の本の場合、ページをパラパラとめくって、一瞬で読みたいページにたどり着きやすいです。
一方、電子書籍の場合は、1ページずつめくっていくとなると、特定のページにいくまでに時間がかかります。
多くの電子書籍に目次機能はついているものの、慣れないうちはもどかしさを感じるかもしれません。
ただ、電子書籍にはキーワード検索で該当ページを探したり、マーカーを引いたりといった便利機能もいろいろあるので、どちらも一長一短というところでしょうか。
Kindleの魅力・メリット3つ
ここからは、電子書籍業界の中心的存在「Kindle」を使ってみて感じた魅力やメリットを、率直に紹介していこうと思います。
①:Amazon経由で利用できる
「Kindle」は、Amazon.comが手掛けている電子書籍サービスです。
電子書籍は未体験でも、Amazonで買い物したことはある!という方は多いと思います。
そんな方ならすぐ使えるはず。
Amazonのサイトやアプリの商品カテゴリーの中に「Kindleストア」があるので、そこからすぐ電子書籍のページに飛ぶことができます。



普段、日用品や雑貨などを買い物するのと同じ感覚で使えます!
②:便利な機能が多数。辞書機能には感動!
Kindleを使い始めていくつかの本を読んでいくと、いくつかの便利な機能が目に留まります。
たとえば、こんな感じです。
- 目次が本文へのリンクになっており、該当箇所へ一瞬で飛べる
- アンダーラインが簡単に引ける
- 気になる部分に、自分のメモを残せる機能がある
- 書籍中の用語や文章を、そのままWeb検索できる
さらに、私が最もいいなと思ったのが辞書機能です。


調べたい単語のところで画面を長押して選択すると、ページ下部に現れる辞書でそのまま意味を調べられます。
さらに、Wikipediaと翻訳機能も使うことが可能。
紙の本だと、ちょっと難解な言葉に遭遇したときに、意味を推測してそのまま読み進めることがあったのですが、これだったら画面を切り替えずにその場で調べられるので便利。
③:複数端末で同期OK(他端末でも同じページから読める)
私は日常的にスマホとして利用するiPhoneと、iPadminiの両方に、Kindleアプリを入れました。
同じAmazonアカウントでログインすれば、複数の端末を連携させることができるのです。
すると、たとえば先ほどまでiPadminiで途中まで読んでいた本を、次にiPhoneで開いたときに「同じ場所から読みますか?」みたいなお知らせが出てきます。


ここで「はい」と選択すると、瞬時にiPadminiで読んでいたところへジャンプします。



大画面でゆっくり読みたいときはiPadmini、お風呂や出先などでパッと読みたいときはiPhoneのように使い分けするのがラクです。
初めて電子書籍を使う人であれば、この便利さをきっと感じてもらえると思います。
Kindleをお得に使いこなすには「Kindle Unlimited」がおすすめ!
「電子書籍は嫌い」の思い込みを捨ててKindleを前向きに利用し始めたら、日々、電子書籍での読書をすることが楽しくなってきました。
まさに新たな読書体験です。
そして、どうなったか…。
読書量がさらに増えました!!
最初は普通にKindle本として購入していたのですが、あるときから「Kindle Unlimited
月額980円(税込)で、対象本(和書12万冊以上、洋書120万冊以上)が読み放題となるサービスです。
ビジネス書から小説、雑誌、コミックまで、幅広いジャンルをカバー。ベストセラー本や人気本でも対象になっているものが多くあります。



普通に1冊1,000円以上する本もたくさんあります。それを読み放題でいくつも読めるのは、とてもお得感があります!
「ちょっと気になっているけれど紙の本を買うほどでもないかな…」と思っているタイトルにも、ためらわず手を伸ばせるようになりました。
自分に合わなかったら、すぐに読むのをやめればいいや!と思えるのが大きなメリットです。
まとめ:電子書籍にもたくさんのメリットがあります
紙の本にはたくさんの魅力があって大好きですが、電子書籍を使うようになってから、より読書を幅広く楽しめるようになりました。
いくつもの電子書籍ストアを試しましたが、個人的にはやはりKindleが使いやすい&取り扱っている書籍ジャンルが多いので、最初は便利かな、と。
最後に、なんだかカッコいい画像を残してみます(笑)ちなみに、これもKindleの機能のひとつ。


これまで電子書籍を食わず嫌いしていた方も、使ってみたらきっとメリットを感じられると思います。ぜひ、一度試してみてください!



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