【羅臼庵/湯田中の蕎麦店】十割蕎麦と天ぷらを堪能。地獄谷野猿公苑観光のランチにおすすめ!

2020年、東京から松本に移住した、やまももです。

今日は2021年3月下旬。松本の桜も品種によっては咲き始め、すっかり春めいてきました。

初めての松本の冬はどれだけ冷えることかと身構えていましたが、思ったほどでなかったというのが正直なところ。(それでも東京よりは寒かったですが)
※長く松本にいる人によると、今年はやはり暖冬だったみたいです。雪もほとんど降らなかったですしね…。

我々夫婦は、相変わらずマイペースに日々の暮らしを楽しんでいます。
まだまだ県外への旅行はしづらいご時世ですし、今年は県内のことをもっと知りたいと思い、少し前に北信の湯田中・渋温泉方面へドライブへ行ってきました。

今回、メインでご紹介するのは、その途中で訪れたお蕎麦屋さん「羅臼庵」さんです。
「長野なのに羅臼(北海道)?」が第一印象でしたが、これがまた、非常にこだわりがあって良いお店だったのです。

せっかくなので、あわせて行ってきた「温泉に浸かる猿」で有名な「地獄谷野猿公苑」についても軽く紹介したいと思います!

目次

山ノ内町の蕎麦店「羅臼庵」レポート

場所は長野県の山ノ内町

今回ご紹介する「羅臼庵」というお蕎麦屋さんは、長野県の北東エリア、下高井郡山ノ内町というところにあります。
湯田中・渋温泉の近く、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

今回、私たちがこの地を訪れた目的は「地獄谷野猿公苑」へ行くことでした。
テレビや写真などではお馴染みの温泉に入る猿の姿、せっかく長野に来たのだから一度は生で見てみたい…!

そんなわけで、野猿公苑の周辺でランチができるお店を事前に探していたときに、羅臼庵さんを発見。
正直、行く前は観光地の近くだしあまり期待できないかな…という気持ちもあったのですが、その思いはのちほど覆されることになります。

いざ、入店!

羅臼庵の外観の写真
羅臼庵の外観

店構えはなかなか歴史がある感じ。恐る恐る扉を開けると、素朴でまじめそうなお兄さんが出迎えてくれました。
店内は洗練された感じではありませんが、田舎らしくて落ち着きます。ちなみに、この時点では他のお客さんはおらず、ちょっと緊張しつつ、メニューを眺めます。

メインのお蕎麦(ざる)は、大きく分けて2カテゴリーで4種類。温かい蕎麦もできるようですが、ここでは置いておきます。

羅臼庵のメニュー(一部)

<二八そば>
★二八そば
☆羅臼庵そば

<十割そば>
★吟醸そば
☆究極の大吟醸そば

それぞれ、★よりも☆のほうがグレードが上とのこと。
すべてに「前菜」が付き、そのボリュームも☆のほうが多い、という説明を受けました。

蕎麦屋で前菜というのが不思議ではありましたが、シンプルでわかりやすいメニュー展開です。

なお、店内の注意書きには「種類ごとに茹でるので、お急ぎの方はグループで同じものにすることをおすすめします」的な文章が。
そんなわけで、私たち夫婦は二人とも十割の「吟醸そば」を注文。訪問時の価格で1,300円でした。

ちなみに、その後3組ほど来店したのですが、おもしろいように皆さん「吟醸そば」を頼んでいました。
自分もそうですが、「せっかくだから十割にはしたいけれど、最高級の大吟醸はちょっと贅沢過ぎるかしら…」といった感覚になるのかなぁと。

前菜って、こういうことですか!

5分くらい待っていると、「前菜」なるものが運ばれてきました。

羅臼庵の前菜
「前菜」として出てきた盛り合わせ

ひと言でいえば、野菜や山菜の天ぷら盛り合わせでした。蕎麦が出てくる前に天ぷらが前菜として出るのは、初めての経験。

季節によって内容は変わるようですが、この日はちょうど山菜も出始めた頃。カボチャやキノコなどのほか、ふきのとうの天ぷらも味わえました。
あと個人的にヒットだったのが、リンゴの天ぷらです。ほのかな甘みで、天ぷらにしても合うのだなぁと驚き。

このほか、「羅臼」の昆布を使った和え物のようなものも。この時点で、羅臼昆布へのこだわりが見えてきました。

気付けば、私たちの後に1組、2組…とお客さんが続々来店。
コロナの影響で、この辺りの観光業もかなり厳しい状況のようですが、こちらは人気店のようです。

十割そばは、しっかりとした味わい。つゆの昆布感にも驚き!

羅臼庵の蕎麦
吟醸そば(十割)

前菜を食べ始めて少ししたら、蕎麦が茹で上がりました。
太目に切られており、かなりしっかりとした食べ応えがあります。いい感じで粒も見えます。

個人的には、蕎麦はこれくらい野性味のある味わいのものが好きです。サラサラッとした細い蕎麦は上品でキレイだとは思いますが、なんだか食べた気がしないのです。

ちなみにそばつゆは、例によって羅臼昆布をたっぷりと使った、やや甘めのもの。
「わ、昆布だ!」とすぐわかるくらいトロッとしていて、メチャメチャ旨味が出ていました。

後半に持ってきてくれた蕎麦湯と合わせて飲みましたが、今までに飲んできた中で一番おいしいと感じたかもしれません。
羅臼昆布、すごいです。あえて、長野で「羅臼庵」の店名がついているのにも納得です。

食後は地獄谷野猿公苑を目指してウォーキング

地獄谷野猿公苑への道のり

冬季期間中は公苑までちょっと距離があります

おいしい食事ですっかりご機嫌に。
ですが、ここからがちょっと大変。地獄谷野猿公苑へは30分ほど歩かなくてはなりません。

12月1日~3月31日は冬季期間で一部の道が閉鎖されており、野猿公苑の入口近くの駐車場(地獄谷駐車場:有料)が使えません。←こっちから行ければ、徒歩15分くらい。
そのため、冬季は上林温泉エリアにある無料駐車場を利用し、「ゆみち遊歩道」というルートを30分ほどかけて歩くことになります。

ただ、今回私たちは羅臼庵さんに行くために、もう少し離れたロマン美術館という施設の駐車場(無料)を利用しました。
この駐車場も野猿公苑の公式ページで案内されているので、停めることは問題なし。ただ、そこからだと野猿公苑の入口まで徒歩で40分くらいかかります。

遊歩道はしっかり整備されていますし、安全に歩けます。ただ、悪天候時や雨上がりは、若干ぬかるみが気になる箇所もあるかもしれません。
運動不足が深刻な我々にとっては、久しぶりの健康的なウォーキングの機会になりました。

猿は、すぐそこにいた

野猿公苑に入ると、いきなり猿の姿があちこちに。
人が歩いている道にものんびり佇んでいて、怖がる様子も、威嚇する様子もなし。もう慣れっこのようです。

ここで見られる猿は野生ではありますが、もともとは生態を観察するために、餌付けをして呼び寄せるようにしたのだそう。
それがきっかけで、毎日集まってくるようになっているようです。

動物園とはまったく異なり、自然そのままの環境の中で過ごす猿の姿が見られるのは新鮮でした。

地獄谷野猿公苑の猿1
背中に哀愁が…

まだ遊歩道の途中には雪も少し残っている時期ではあったのですが、そこまで寒くないからか、お風呂には入らない様子。
でも、たまに手を浸したりしてお湯遊びしているのが可愛かったです。子猿もいっぱいいましたよ。

地獄谷野猿公苑の猿2
地獄谷野猿公苑の猿3

グルーミングはあちこちでしていました。

もともと外国人観光客が多い場所のようで、あちこちの看板に英語が併記されていました。
ですが、現在は日本人の姿しか見えませんし、かなり空いていましたね。こちらとしては、密を気にせずのんびりと散策できるのでうれしいのですが。

野猿公苑内には30分もいれば、十分に猿の姿を堪能できるかと思います。帰りはまた40分ほど歩いて駐車場へ戻りました。(帰りのほうが、だいぶ早く感じた!)

まとめ:長野県の魅力を再確認した小旅行でした

この後には渋温泉にも立ち寄りましたが、湯田中温泉とあわせて非常に歴史を感じる温泉街になっており、楽しい小旅行でした。

松本市で暮らしていると、あまり北信には馴染みがありません。
(移住前、住む場所を探している中で、長野市や小布施町に行ったことがあるくらい)

今回、行きは高速を使い、帰りはのんびりと下道で松代~上田~松本と通ってきたのですが、長野県内でも地区によってかなり雰囲気が違うんですよね。

気候も違えば、郷土料理的なものも地区ごとに特徴があり。まだまだ知らないことが多く、発見と驚きの連続です。

北信もまだ足を延ばしていないエリアがありますし、南信も未開拓のところが多いので、今後もいろいろ訪ねたいと思います!

この記事で紹介したお店・観光スポット

羅臼庵(蕎麦店)
〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏1455-5
TEL:0269-33-5883
営業時間:11:30~15:00
定休日:不定休

地獄谷野猿公苑
〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏6845
TEL:0269-33-4379
>>地獄谷野猿公苑 公式Webサイト

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