【Iターン】大都市暮らしは便利。それでも移住したいと思った理由【東京→長野県松本市】

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やまもも

こんにちは! やまももです。
2020年、夫婦で東京から長野へ移住しました。

これまで、東京で過ごした時間はかれこれ30年以上。

20代で一人暮らしを始めるまではずっと都心部に住んでおり、高校や大学に通うのもメトロが当たり前。会社員時代には、毎朝・毎晩、ギュウギュウの満員電車で人につぶされながら揺られてました。

今回は、そんな私が2020年に東京を離れ、長野へ移住したキッカケや理由を語っていきたいと思います。

そもそも「移住って何?」ということから、実際に移住を考えていくときのポイントなどもまとめますので、ひとつの体験談として参考にしてもらえれば幸いです!

目次

【そもそも】地方移住ってどんなもの?

最近、あちこちで「移住」っていう言葉を見たり聞いたりするようになってきましたよね。

そんな移住の種類は、一般的に大きく以下の3つに分けられるそうです。

  1. Uターン:地方で生まれ育ち、進学や就職などで都会へ出た後、また地方の故郷に戻る。
  2. Jターン:地方から別の大都市に移り住み、また地方(故郷以外)へ移る。
  3. Iターン:生まれ育った地域からどこか別の地方へ移り住む。

これでいうと、私はIターン、もともと地方出身者の夫はJターンにあたります。

「移住」が一種のトレンドワードのようになっているいま、移住することに対する敷居もだいぶ低くなってきたのではないでしょうか。

移住支援を行う「認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター」の発表によると、2019年の移住に関する相談件数は、前年から約20%増加の49,401件にものぼったそうです。

相談者の年代別の割合は、最も多い30代が26.6%、次いで40代が22.5%50代が19.4%20代が18.2%となっているなど、比較的若い世代が移住に興味を持っている様子。

出典:ふるさと回帰支援センター ニュースリリース

やまもも

30代と20代で、これだけ移住に興味を持つ人がいるのは驚きでした。

もう、移住はリタイア後のセカンドライフを満喫するだけのものではなくなっているのですね。

そんな私自身も30代で移住を決意したわけですが。興味があっても、いざ実際に行動に移すまでには、もちろんいろいろなことを考えました。

地方移住(Iターン)を考えた理由3つ

ここからは、私がなぜ東京を離れて地方へ行きたいと思ったのか、おもな理由を挙げていきます。

その①:東京にあるものに魅力を感じなくなったから

これは長野に来てあらためて実感したことでもあるのですが、東京は、やっぱり日本の中心ですね。

外国から新しいお店が入ってくるとなれば、まず東京でオープンすることが非常に多いですし、電車に数十分も乗れば衣食住のありとあらゆるものが何でも揃う巨大な街に行けます。

しかも、そんな街が都内だけでいくつもあって。映画を観る場所ひとつにしても、新宿・渋谷・池袋・六本木…と、選び放題。

正直、街での遊びには困ることがないですよね。

ただ、私は学生時代から街で遊びまくるようなタイプでもなかったですし(むしろインドア)、20代で国内各地を出張や旅行で巡るようになると、むしろ地方にある自然や温泉のほうが親近感を覚えるようになりました。

地方に出かけ、新幹線や飛行機に乗って東京に戻るたびに人の多さにめまいが…。そういう繰り返しにだんだんウンザリするようになり、耐えがたくなってきたのが大きな理由のひとつです。

その②:新しい刺激と経験を求めたから

私は2017年に結婚して、人生に対する考え方がガラッと変わりました。

20代は趣味や仕事に打ち込んで、とにかく自分一人で充実した日々を過ごすことに夢中。フリーランスとしてそれなりに成長できたのも、そういう時間があったからだなと思っています。

それが、30代に入って結婚したことによって、「自分以外の人と人生をどう過ごすか」を考えていく生活にシフト。

これはものすごく大きな変化でしたが、もともと夫も私も「自分らしさ」を追求することを大事にしている、独立独歩のクリエイターや専門職志向。

二人で2017年の冬に松本へ、そして2018年の夏に軽井沢へ旅行して、長野の魅力にとりつかれてしまいました。

そんな私たちだからこそ、結婚という人生の大きなイベントをきっかけに、まったく新しい場所で、新しい刺激を受けて挑戦してみたい。「別に東京で暮らさなくてもいいんじゃない?」という結論は自然に出すことができました。

その③:場所を問わずに仕事をする準備ができていたから

私は20代でフリーランスのライターになり、そこからはずっと、パソコンとネット環境さえあればどこでも働けるスタイルで仕事をしてきました。

もともとは企業インタビューを請け負う機会が多かったため、東京にいれば企業の数は非常に多く、そういった案件が請けやすいかったのは確か。

ですが、そもそもフリーランスの働き方を選んだのは、場所や時間を問わずに自由に働きたかったから。

この10年ほどで、オンラインで完結させられる仕事もずっと増えました。こういった仕事のスタイルを確立させていくうちに、生活する場所を変えることへの抵抗感がほとんどなくなっていました

やまもも

松本くらいの距離であれば日帰りでパッと東京に出ることもできると考えました。

まとめ:移住で戸惑うことはきっとある。でも、選んだ環境で楽しく生きる!

こんな理由で移住を決断しましたが、なんだかんだで、これまで東京の生活にどっぷり浸かっていたことは間違いありません。

新たな環境で春夏秋冬を過ごす中で、東京との違いに不便を感じたり、戸惑ったりすることもきっと出てくると思います。

ですが、そういう想いも含めて、生活すべての変化を受け入れるのが「移住する」ということだと考えています。

今後は少しずついろいろなことに挑戦しながら、まるっと新しい生活を味わっていきたいと思います。

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