楽して稼ぐは大間違い。「フリーランスの成功は1日にしてならず」のお話。

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やまもも

こんにちは! フリーランス歴9年の、やまももです。
今日は、私が前々から感じていることを記事にまとめてみます。

今回扱うテーマは、「このところ、気軽にフリーランスになる人が多すぎやしないだろうか?」という問題です。

ちょっと衝撃的な言葉に聞こえるかもしれませんが、実際、私はこれまで「フリーランスになったはいいものの、うまくいかずに結局やめてしまう人」をたくさん見てきました。

私、やまももは2011年にフリーランスのライターになり、気付けば9年間この生活を続けています。

自分の理想のライフスタイルや性格上、ここまでは法人化せずにきましたが、まがりなりにも続けてこれたのは信念を持っていたからだと思っています。

なお、普段はディレクション的な仕事もやっており、自分が他のフリーのクリエイターさんのとりまとめをする機会もあります。

いろいろなフリーランスの人と出会うなかで、成功している人も、落ちぶれてしまった人も見てきました

フリーランスはなるのは簡単ですが、その道で成功するには、相応の努力や意志が求められます。

やまもも

たしかにフリーランスは自由だし、楽しいけれど、楽ではない!
これからフリーランスを目指す人にも、ちゃんと働き方の本質を理解してもらいたい…。

そこで今回は、「本当のフリーランスって何?」というテーマに切り込みながら、成功するための大切な要素を一緒に考えていきたいと思います。

こんな人に読んでほしい!
  • フリーランスを目指している人
  • 「フリーランス=楽に稼げる」と考えている人
  • フリーランスとして成功するポイントを知りたい人
  • お小遣い稼ぎを超えた、本当のプロのフリーランスになりたい人
目次

あなたはどんなフリーランスになりたいですか?

在宅ワークがブームになり、「プロ」じゃない人が増えた

フリーランス」という働き方は、ここ5年くらいでさらに身近なものになった気がします。

その理由のひとつが、ITの進歩によって「在宅ワーク」「副業」の幅が広がったことかなと。

パソコンとネットだけでやれる仕事が増え、ライターの業界でも「Webライター」と名乗る人がめちゃめちゃ増えました。

私がフリーになった頃は、ライターで独立といえば、自分も含めて出版社や編集プロダクション出身が定番。

でも、最近ではそういった職歴を持つ人をあまり見かけません。というか、正確には、それ以外のライターの母数が増えまくっているのだと思います。

業界に気軽に参入できるようになったのは、働き方の幅が広がったという意味ではいいことでしょう。

だからといって、プロ意識を持たずに「誰でも簡単にやれる仕事」ととらえていると、どこかで痛い目を見ますし、一定以上のレベルには上がれないと考えています。

本来のフリーランスとは、磨いた個人のスキルで生きる人

フリーランスとは、一般的に「企業や組織に属さず、個人として仕事を請け負う人」と定義されます。

時間も場所もしばられないで、自由に生きられる。

これだけ聞くと、ものすごく魅力的に感じられますよね。

実際、私がフリーランスになった理由は、以下のようなことです。

  • 会社のしばりの中で生きるのが性に合わなかった
  • 自分の強みや得意なことを活かしたかった
  • もっと時間的、精神的に余裕のある生活が送りたかった

会社勤めに疲れて、将来のビジョンも描けず、自由になりたい思いはものすごくありました。

でも、ひとつだけ強く心がけていたことがあります。

適当な仕事はしない。たとえ個人でも、クライアントに信頼され、価値を生み出せる人間になる。

ちょっと格好よく言ってしまいましたが、フリーランスになりたてのときから、これだけは心の中に燃やし続けていました。

フリーランスは、なるだけなら資格もいりませんし簡単です。

ですが、ビジネスの場において、無名の個人(フリーランス)の信用力は最初はほとんどありません

だからこそ、どのような意志で仕事に臨むのか、さらにいえば「生き方」そのものの姿勢が問われてきます

「プロ」と認められるために、自分を磨き続ける。そして、その磨いたスキルで価値を提供する。
これができるようになると、フリーランスとしての信頼度は一気に高まります。

フリーランスが成功のために身につけるべき価値観3つ

悩んでいる男性

なんとなくはわかった。じゃあ、どうやっていけば成功に近づくんだろうか。

ここからは、そんな疑問に答えていきますね。

その①:「仕事」の本質を理解する

仕事って、どういうことをいうのでしょうか。

職業そのもののことをイメージする人もいれば、現在抱えているタスクの内容を語る人もいると思います。

あるいは、お金を稼ぐために苦しんでやるものと捉えている人もいるかもしれません。

ただ、どんな種類の仕事をするにしても、その本質は「価値を生み出して、世の中をよりよくすること」ではないでしょうか。

自分で価値を生み出す。ほんのちょっとでも、誰かの役に立てることをする。

この考えを持つだけで、ちっぽけなフリーランスが、フリーランスとして存在する意味ができると思います。

その②:まっとうに生きる(人をだまさない)

本当に「個の力」で信用され、社会にいいインパクトを与えられる存在になりたかったら、人間としてまっとうであるべきだと強く思います。

最近、ますます怪しげなネットビジネスが増えているようです。

昔から、人をだましてお金をとることで生きている人はいますけれど、そもそも、それって本当の意味でのビジネスではないですよね。

一見マトモっぽいビジネスでも、ユーザーの声を無視したものや、正しい説明なく売りつけるものなどで、結果的に「だまされた!」となるケースは後を絶ちません。

フリーランスになると、変なビジネスの誘惑などで騙されつつあっても、止めてくれたり軌道修正してくれたりする人がまわりにいないので要注意です。

そもそも、「スマホひとつでウン百万円」「1日5分で月収〇倍」なんて怪しすぎ…。

お金は、全力で相手に喜んでもらえる価値を提供し、その後に発生するものであるはず。

気合や根性だけで仕事をやる必要性は感じませんが、少なくとも、稼ぐためには努力が必要と考えておくべきかな、と。

フリーランスの営業活動の準備方法やコツは、以下の記事で紹介しています。

その③:成長欲の塊になる

フリーランスとして本質的に成功している人の共通点は、とにかく成長意欲が強いことです。

働き方に限らずかもしれませんが、とくに個人で仕事をすると、会社や店のブランドではなく自分自身を看板にしていくしかありません

独力で稼いでいくには、やる分野の専門知識・技術はもちろんのこと、営業スキル、コミュニケーションスキル、もちろん会計、経営、マーケティング的な知識まで、学んで損になることはありません

やるべきことは山のようにあって時間が足らないので、本当はダラダラしてる余裕なんてないわけです。

伸びているフリーランスは、おそらくこの辺りを理解してコツコツ取り組んでいます。

「成長するぞぉ~」と熱くなってるというよりも、淡々と「成長のサイクル」がしみ込んでいる感じなのかなと。

逆に、落ちぶれてしまったフリーランスの人は、現状の知識・スキルに甘んじて、それ以上を吸収しようとしなかったんじゃないかと私は感じます。

いくら有能な人でも、超成長しようとする人がいるなかで立ち止まっていたら、抜かされていくのは当然ですよね。

マイペースで構いませんが、とにかく成長するために学び続ける姿勢、自分を変えていく意志を持つことは不可欠です。

まとめ:成功の方法は、「日々の積み重ね」のみだと思う

秋の木立の画像

あらためてまとめると、フリーランスとして成功するために必要な価値観は3つです。

  1. 「仕事」の本質を理解する
  2. まっとうに生きる(人をだまさない)
  3. 成長欲の塊になる

もちろん、いろんな仕事の仕方があっていいと思います。

ですが、私はこれまで、歪んだ考え方で働いていった結果なかなか軌道修正できず、そのままダメになってしまった人を何人も見てきました。

上記の価値観は、自分がフリーランス歴9年間の中で気付き、けっこう当たっていると確信していることです。

やまもも

スピードは、たまにゆっくりになったり休んだりしてもOK。とにかくまっすぐ進み続けていきましょう!

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