「自分を大切にする」とは? 自分の生き方を自分で選ぶことの大切さ

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こんにちは。カウンセラーの、やまももです。

私は、フリーランスや個人事業主の方を中心に、「自分の個性や強みを活かして働きたい」と願う方の心のケアとサポートをしています。

今日は「自分を大切にすること」について、お話ししたいと思います。

「自分を大切にしよう」なんて、もう何度も耳にしてきた方もいるかもしれません。
でも、悩みや不安でいっぱいのときには、「それができないから苦しいんだよ…」と思うこともありますよね。

それでもやっぱり、「自分を大切にして生きること」は、私たちがほんとうに自分らしく、心から幸せを感じながら生きていくために、欠かせない大切な土台になります。

この記事では、

  • 「自分を大切にするって、そもそもどういうこと?」
  • 「どうすれば、もっと自分を大事にできるの?」

そんな問いに、カウンセラーとして、そして私自身の経験も交えながら、やさしく丁寧にお応えしていきます。

この記事はこんな人におすすめです
  • 人の気持ちを優先しすぎて、自分の気持ちがわからなくなることがある
  • 「自分らしく生きたい」と思うけれど、どうしたらいいかわからない
  • 自分を責めやすく、つい頑張りすぎてしまう
目次

「自分を大切にする」とは、自分の生き方を自分で決めること

「自分を大切にするって、どういうことだろう?」

人によってその答えはさまざまだと思いますが、私が大切にしているのは、「ありのままの自分を受け入れ、自分で自分の生き方を選んでいくこと」です。

たとえば…

  • 自分はどんな人間なんだろう
  • 今、何を感じているんだろう
  • 何が好きで、何が苦手?
  • どんなふうに生きていきたい?

そんなふうに、自分自身の声に耳を傾けてあげること。
そして、その気持ちをないがしろにせず、大事にしていくこと。

誰かの期待や、世間の「こうあるべき」ではなく、自分の気持ちを基準にして人生を選んでいくことが、「自分を大切にする」ということなんじゃないかと思うのです。

でも、そうしたくてもなかなかできない時もありますよね。

では、「自分を大切にできないとき」、私たちの心には何が起きているのでしょうか?

自分を大切にできないとき、心の中で起きていること

「自分を大切にしよう」
そう言われても、実際にはうまくできないときってありますよね。

たとえば、

  • 自分に自信が持てず、何をしても自己嫌悪してしまう
  • つい自分のことより、相手を優先してしまう
  • ネガティブな考えが頭から離れない

こんな状態になっているとき、私たちの心の中では、何が起きているのでしょうか。

それは、心が何かにとらわれていて、のびのびと動けなくなっている状態かもしれません。

たとえば、

  • 「こうあるべき」「ちゃんとしなきゃ」といった思い込み
  • 過去の経験や傷ついた記憶
  • 周囲の期待や、比べる気持ち

こうしたさまざまな要因が重なって、心にブレーキがかかってしまうのです。

「自分を大切にしたい」と願っても、すぐにできないのは当然のこと。
それは、あなたが弱いからでも、甘えているからでもありません。

まずは、そんなふうに心がぎゅっと縛られてしまう理由に、やさしく気づいていくことがとても大切なのです。

では、「自分を大切にする」ためには、何から始めたらいいのでしょうか?

その第一歩は、自分の本当の気持ちにやさしく気づいてあげることです。

日常生活の中でできることとして、

  • 本当は、何がイヤだと感じているのか?
  • 何を望んでいて、どう過ごせたら安心できるのか?
  • どんなときに、ほっとできるのか?

こうした小さな心の動きに目を向けてみることが、とても大切です。

たとえば…

「職場で意見を言おうとすると、なぜか胸がぎゅっと苦しくなる」
→それは、“意見を言うのが怖い”という気持ちがあるのかもしれません。

「友達に誘われたけど、なんとなく気が進まない。でも断るのは申し訳ない…」
→もしかしたら、“本当は一人で過ごしたい”という気持ちにフタをしているのかもしれません。

こうしたモヤモヤや違和感は、自分の本音や大切にしている価値観を教えてくれる、大事なサインです。

でも実際には、自分の気持ちにハッキリ気づいたり、言葉にしたりするのって、けっこう難しいですよね。

なぜなら、私たちは自分の思考や感情の“クセ”に慣れすぎていて、それが当たり前になってしまっているから。

だからこそ、ゆっくり立ち止まって、自分に「本当はどうしたい?」と問いかけてみる時間を持ってみることが、何よりの出発点になります。
自然と「感じていること」があまりにも当たり前すぎて、見落としてしまうことはしょっちゅうあるのです。

心の声を聞くために、カウンセラーと一緒に考える

もともと内省が得意だったり、気持ちを言葉にすることが好きな人であれば、ある程度、自分の心の声をキャッチできるかもしれません。

でも、それは決して簡単なことではありません。

実際、誰かに話してみてはじめて
「そうか…私、こんなふうに感じてたんだ」
と気づくことは、よくあることです。

とはいえ、家族や友人に相談しても
「そんなことで悩まなくてもいいのに」
「私も同じだよ、大丈夫だよ」
といった反応に、かえってモヤモヤが深まってしまうこともありますよね。

そんなときこそ、カウンセラーという“安心できる第三者”の存在が力になります。

カウンセラーは、あなたの気持ちを否定したり、急いで解決しようとしたりはしません。

たとえうまく言葉にならなくても、その奥にある気持ちを一緒にゆっくり探していくことができます。

「なんとなくモヤモヤするけど、何がつらいのか自分でもよくわからない」
「自分をもっと大切にしたい。でも、どうしたらいいかわからない…」

そんなときは、どうかひとりで抱え込まないでくださいね。

私自身も、長くフリーランスとしてひとりで働いてきたからこそ、
気持ちの揺れや迷い、不安に寄り添うことの大切さを実感しています。

もしよければ、体験カウンセリングもご用意していますので、よかったらあなたの今の気持ちを話しにきてください。

その一歩が、「本当の自分を大切にする」時間のはじまりになるかもしれません。

\ ひとりで抱えず、まずは話してみませんか? /

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