やりたいことは、先延ばしせずにすぐにやる(シリーズVol.5)

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こんにちは。ライフデザインカウンセラーの山﨑です。

突然ですが、あなたは「やりたいこと」をすぐに行動に移せるタイプでしょうか?
それとも、「時間ができたら」「落ち着いたら」と先延ばしにしてしまうことが多いでしょうか?

私自身、これまでの経験を振り返る中で、「本当に心が満たされる、自分らしい人生を歩むために大切なこと」の一つは「やりたいことを、できるだけすぐにやること」だと強く感じています。

本記事では、私の体験談を交えながら、先延ばしにしないことの大切さについてお話しします。

こんな人におすすめです
  • やりたいことがあるのに、つい後回しにしてしまう
  • 先延ばしにして、タイミングを逃してしまった経験がある
  • 「いつかやりたい」と思っていることがたくさんある

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

やりたいときが、やりどき

「これ、やってみたいな」「なんか興味があるな」そう思ったときが、実は一番のやりどきなのかもしれません。

時間ができたら…
もう少し落ち着いたら…
気が向いたら…

そんなふうに考えているうちに、気づけば気持ちが薄れ、やる気もなくなってしまう…。これ、皆さんも一度や二度くらいは経験あるのではないでしょうか。

ここからは、なぜ私が「やりたいことはすぐにやるべき」だと思うのか?それを象徴する、最近のエピソードをお話しします。

予約待ち人数「24人」の衝撃

今回、この記事を書こうと思ったきっかけがあります。

それは、先日、地元の図書館のWebサイトで蔵書検索をしていたときのこと。

私は普段、新刊の本をかなり多く購入しますが、あまりに買いすぎるので、執筆の参考にする程度の本は図書館を利用することもあります。

その日も気になるビジネス書を検索してみると…「貸出中」。 しかも、予約待ち人数が24人でした。

その数字を見た瞬間、私は驚くと同時にすぐに予約をするのをやめ、自分で購入することを決めました。

10か月待ってまで読みたい本なのか?

図書館の貸し出し期間は通常2週間。単純計算すると、24人待ちをしたとして、私の番が回ってくるのは約10か月後。

もちろん、早く返却する人が多ければ短縮されるかもしれませんが、それでも数か月待ちは確実です。

「無料で読めるのだから、待つのも当然」
「本を買う余裕がないから仕方ない」

そういう考えもあるでしょう。

でも、私は「10か月待ってまでこの本を読みたいのか?」と考えたとき、「それはない」と直感的に感じたのです。

たとえば、その本が絶版でどこにも手に入らない、超貴重な文献であれば、1年でも待つようなこともあるかもしれません。
でも、今回探していたのは少し前に発売され、どんな書店やネットでも手に入るであろうビジネス書。

だから、すぐに「今、このタイミングで読みたいから買おう」と思いました。

なぜなら、今の自分が「知りたい」と思っていることは、 今こそ必要な情報である可能性が高いからです。

そして、いち早く次の行動へ

私はすぐに本を購入し、数日後には読み始めました。

結果、そこには今まさに必要としていた情報が詰まっていて、読み終えたときには「次にやるべきこと」が明確になっていました。

もし「無料で読めるから」と予約していたら、10か月後には関心が薄れ、せっかくの学びや成長の機会を逃していたかもしれません。

やりたいと思ったときにすぐ行動すれば、そこで得た知識や経験を次のアクションにつなげやすくなります。
無駄な時間を過ごすことなく、どんどん前に進めるのです。

ほとんどの人は先延ばししてしまうもの

人は「やりたい」と感じたことを、すぐに行動に移せるわけではありません。

「まあ、今度でいいか」
「そのうち落ち着いたら…」

そうこうしているうちに、最初に抱いていた情熱はどんどん薄れてしまうものです。

心理学的には、先延ばしの背景には「回避欲求」「完璧主義」「自己肯定感の低さ」などがあると言われています。
ほかにも、認知や環境など、さまざまな要素が複合的に影響して、先延ばし癖は強くも弱くもなります。

ただし、どんな人でも、なにか物事に取り組むとき、多かれ少なかれ「面倒くさいな」と感じてしまうことはあるはず。

それがたとえ好きなことであっても。「まあ今度でいいか」と思ってしまうのは、なにも珍しいことではありません。

ですから、ここでお伝えしたいのは「そもそも人間は先延ばししやすい生き物なのだ」という前提を受け入れることが大事だということです。

「やりたいことは、すぐにやる」を基本姿勢にしたい理由

そんなにあくせく生きなくてもいいじゃない。

この忙しい現代社会では、そういう考え方も、とても大事だと思います。

でも、人生は、いつ何が起こるかわかりません。

病気やケガ、ライフスタイルの変化などで「やりたくてもできなくなる日」が突然訪れることだってあります。

たとえば「死ぬまでにやりたいことリスト100」を作るのは素敵なことですが、そのリストの中で「今すぐできること」は意外と多いはず。

未来への希望を持つことも大切ですが、「今、できることをどれだけ実行できるか」も、充実した人生を送るためには欠かせないのではないでしょうか。

いつか命が尽きる瞬間までに、果たして私たちはいったいどれだけのことをやれるのでしょうか…。

夢を膨らませるのと同じように、時にはそういうことを冷静に考えてみることも、満ち足りた人生を送るために大事なのではないかなと考えています。

おわりに

「こんなことをやってみたい…!」

心にほんの小さく灯った情熱の火は、そのまま放っておけば、いずれ勝手に消えてしまいます。

だから、もしあなたにも「いつかやれる」と思って先延ばしにしていることがあるのなら、今日からほんの少しだけでも取り組んでみませんか?

「今やりたいこと、やれることは、すぐにやる」

この考え方を大事にしていけば、きっと、人生で一つでもたくさんの「やりたいこと」がやれるはず。

やりたいことをどんどん実現していく人生は、きっと彩り豊かで、「自分らしい幸せ」に満ちたものになるはずです。

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