こんにちは。フリーランス・個人事業主の心のケアと自由な働き方をサポートするカウンセラー、やまももです。
「フリーランス」という働き方は、自由であると同時に、すべてを自分で決め、自分で引き受けるという「重さ」も抱えています。
一人で働くからこそ感じやすい孤独、将来への不安、「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャー…。
がんばっているはずなのに、心がすり減ってしまう。
そんなときに必要なのは、「もっと努力をすること」よりも「自分を整える力」かもしれません。
この記事では、私自身の約15年のフリーランス経験とカウンセラーの視点から、セルフマネジメントのポイントをご紹介します。
自分を追い込まずに、自分らしく働き続けるために。
まずは、心の声にやさしく耳を傾けるところから始めてみませんか?
- フリーランスとして頑張っているけれど、最近ちょっと心が疲れている
- 自由な働き方を選んだのに、プレッシャーや不安に押されそうになる
- 長く続けていくために、自分の整え方を見つけたいと思っている
自分らしく、安心して働きつづけるためのヒントを、一緒に見つけていきましょう。
フリーランスは自由。でも、自由には「責任」もついてくる
フリーランスは、時間も場所も人間関係も、基本的にすべてが「自由」。
でも、その自由は、すべてを自分で選び、自分で責任を持つということでもあります。
「仕事が思うように取れなかったらどうしよう…」
「体調を崩したら、誰にも代わってもらえない…」
「このままで将来は大丈夫なのかな…」
そんなふうに、不安や焦りをひとりで抱え込んでしまうことはありませんか?
誰にも相談できずに、気づけば心がちょっと疲れている。
そんなふうに感じたことがあるなら、それはあなたが弱いわけでも、がんばりが足りないわけでもありません。
むしろそれは、ちゃんと責任を持っていろいろなことに向き合っているからこそ。
そんな人こそ、自分自身の心を守る「セルフマネジメントの視点」が大事です。
がんばる前に、「自分を整える」という選択肢を
不安やプレッシャーを感じたとき、
「もっとがんばらなきゃ」「ちゃんとやらなきゃ」って、つい自分を追い込みがちになりますよね。
でも、そんなときにこそ必要なのは、「がんばる」よりも「整える」ことかもしれません。
たとえば、
- 朝、ほんの5分だけでも深呼吸をして自分の「今」を感じてみる
- スケジュールを詰め込みすぎず、余白を「心のバッファ」として確保する
- 誰かと比べそうになったら、「わたしはわたし」とやさしく声をかけてあげる
こうしたセルフマネジメントの基本は、特別なことではなくて、「自分を見つめる小さな習慣」の積み重ねだったりします。
私自身も、カウンセリングの学びを深める中で、「がんばりすぎてしまう心」には、まず「安心」と「余白」が必要だと気づきました。
自分を整えることは、怠けることでも、立ち止まることでもありません。
それは、あなたがこの先も心地よく働きつづけるための、大切な準備なのです。
今日から取り入れられる、セルフマネジメントの3つのヒント
自分を整えるとはいっても、何か特別なことを始めなきゃいけないわけではありません。
ほんの少し意識を向けるだけで、心がふっと軽くなることもあるんです。
ここでは、ひとりでいろいろなことに取り組む人が、自分を整えるための3つのヒントをご紹介します。
① 「今の自分」に気づく時間をつくる
忙しい日々のなかで、自分の感情や体の声をスルーしてしまうこと、ありませんか?
意識的に「自分に戻る時間」をとることは、心のメンテナンスになります。
たとえば、
- 朝起きたときや寝る前に、5分だけノートを開いて「今日の気分」を書いてみる
- コーヒーを飲みながら、「いま何に疲れてる?」「何に満たされてる?」と自分に問いかける
- モヤモヤする日は、好きな音楽を聴きながら“ぼーっとする時間”を意識的につくる
この「気づきの時間」は、感情を整えるための第一歩。
無理に前向きにならなくてOK。
「あ、私いまちょっと疲れてるんだな」「不安を感じているんだな」と知るだけでも、自分を大切にできている証拠です。
② ゆとりのあるスケジュールを組む
「この仕事が終わったら、休もう」
そう思いながら、息つく間もなく、次の案件をどんどん詰め込んでいないでしょうか?
日々、時間に追われて動き続けている人は、たとえば以下のような考え方を参考にしてみてください。
- 一週間のうち「何もしない日」を1日つくる
- 1日の予定は「2〜3割は余白を残す」が基本
- 午後イチは集中力が落ちやすいから、あえて軽めの仕事を置く など
心や体が疲れきってから休むよりも、「疲れる前に休む」ことで、仕事の質も自分のご機嫌も保ちやすくなります。
自分を「働かせすぎない工夫」を、スケジュールに入れてあげましょう。
③ 比べるのではなく、「私らしさ」を確認する
SNSを見ていると、「あの人すごいな」「自分はまだまだだな…」って落ち込むこと、ありますよね。
でも、フリーランスには「絶対的な正解の形」がないぶん、誰かのやり方をマネしても、うまくいかないことも多いんです。
だからこそ、以下のように自分自身の本当の気持ちを見つめる時間をつくっていきましょう。
- 「理想の1日はどんな過ごし方?」と、自分に問いかけてみる
- 週に1回、自分が「うれしかったこと・満足できたこと」を3つ書き出す
- うまくいってない時期こそ、「そもそも私が大切にしたい働き方って何?」と立ち返る
「私にとってちょうどいい」を見つけるのが、フリーランスとして続けていくためのポイント。
人と比べそうになったら、「わたしはわたし」と、自分を真ん中に戻してあげましょう。
ときどき立ち止まって、自分を感じる時間をつくろう
フリーランス・個人で働くことは、自由でやりがいがあります。
でもその一方で、自分を守りながら楽しく活動を続けていくには、心のエネルギーも必要です。
だからこそ、日々の中で「心とやさしくつながる時間」を、少しずつでも持っていけたら素敵だなと思います。
たとえば、朝のひとときに「今日はどんな気分かな?」と静かに自分に問いかけてみる。
そんな小さな時間が、心を整えるきっかけになります。
でも、ひとりで考えているだけでは、どうにもまとまらないこともありますよね。
そんなとき、信頼できる人に話してみることで、気持ちがスーッと軽くなったり、思いがけない気づきが生まれたりすることも。
私が提供しているカウンセリングは、その“話す場”のひとつです。
カウンセリングは「しんどいときに受けるもの」というイメージがあるかもしれませんが、
大きな悩みがなくても、実はもっと日常的に、自分の心を整理したいときにも役立つもの。
安心できる場で今の気持ちにていねいに耳を傾けながら、
「私はどうしたいんだろう?」という思いを一緒に見つけ、もっと自由に、前に進みやすくなるお手伝いをしています。
がんばりすぎる前に。
そして、自分らしく働き続けていくために。
ちょっと心を整えたいと思ったら、お気軽にご相談くださいね!
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