こんにちは。自分らしく、自由に生きたい方の心の整理・メンテナンスをお手伝いするカウンセラー、やまももです。
「カウンセリングに興味はあるけれど、対面で話すのは緊張してしまう」
「気持ちをうまく言葉にできる自信がない」
そんなふうに感じている方、実はけっこう多いんです。
私のところにも、「話すのが苦手で…」という理由で、カウンセリングをためらっている方からご相談をいただくことがあります。
もちろん、カウンセリングでは“うまく話す”必要なんてまったくありません。
どんな言葉でも大丈夫ですし、沈黙も意味のある時間です。
でも、それでもやっぱり「声に出して伝えること」に不安を感じる方に私がおすすめしているのが、メールやチャット、SNSなどでやりとりする「書くカウンセリング」です。
実は「書く」ことには、対面カウンセリングとはまた違った良さがあります。
このコラムでは、そんな「テキストカウンセリング(書くカウンセリング)」の魅力や進め方を、やさしく紹介していきますね。
- カウンセリングに興味はあるけれど、人と話すのが苦手
- 自分の気持ちをうまく言葉にできるか不安
- 文章を書くことで、自分とじっくり向き合いたいと感じている
「もしかしたら、これならできるかも」と感じてもらえたら、うれしいです。
「話すのが苦手」でも、カウンセリングは受けられます
「書くカウンセリング」とは?
「書くカウンセリング」とは、メールやチャット、SNSのメッセージ機能などを使って、文字でやりとりするカウンセリングのこと。
声に出す代わりに、書いて伝えることで今の気持ちを整理したり、カウンセラーとやりとりを重ねて少しずつ心を整えていきます。
特に、話すことに苦手意識がある方や、人前で緊張しやすい方、自分のペースでじっくり向き合いたい方にとっては、とても相性のよい方法です。

「書く」ことで自分と向き合う時間を持てる
話すのが苦手な方にとって、「書く」という手段は、自分の内側とじっくり向き合うきっかけになります。
話すよりも落ち着いて、まっすぐに気持ちを見つめられることも多いのです。
「書いているうちに、自分でも気づいていなかった気持ちが出てきた」
「話していたら言えなかったことが、文字だと自然に書けた」
そんな声をいただくこともよくあります。
書くことで見えてくる、自分の本音
「誰かに話す」となると、つい気を使ってしまったり、うまくまとめようとしてしまったり。
でも、「書く」ことには、もっと自由に自分の内面と向き合える可能性があります。
たとえば…
- 頭の中がぐるぐるしているとき、書き出すことで気持ちが整理される
- 一度言葉にすることで、気づかなかった想いにハッとする
- 誰にも見せないつもりで書いた文章に、本当の気持ちがあらわれていた
こんなふうに、書くことで心の奥にある感情が少しずつ浮かび上がってくることがあるのです。
また、書いたものをあとで読み返すことで、自分の変化や気づきを改めて確認することもできます。
これは、声でのやりとりではなかなか得られない、テキストならではの良さのひとつ。
「書いたものがある」という手元の安心感や、「この内容をカウンセラーに読んでもらえる」という安心感は、孤独感をやわらげ、自分を少しずつ受け入れていく助けにもなってくれます。
書くカウンセリングって、どんなふうに進むの?
「書くカウンセリングって、実際はどんなふうにやりとりするの?」
そんなふうに思われる方も多いかもしれません。
使うツールは、メール・チャット・LINE・SNSのDMなど、カウンセラーによってさまざま。
私のところでは、メールやチャットを中心に、相談者さんの希望に合わせてやりとりをしています。
伝え方に“正解”はありません
カウンセリングと聞くと、「きちんとした文章で書かなきゃ」「まとまっていないとダメかも」と不安に思う方もいるかもしれません。
でも、まったくそんな必要はありません。
たとえば…
- 箇条書きでそのときの気持ちを書き出してもOK
- とりとめのない独り言のような文でもOK
- 自分の気持ちを詩のように綴ってもOK
書き方にルールはなく、あなたにとって「今、書ける言葉」であれば、どんな形でも大丈夫です。
大切なのは、「どう書くか」よりも「何を感じているか」に丁寧に目を向けること。
書いた内容に、カウンセラーが寄り添って返信します
あなたが送ってくれた言葉に対して、私は時間をかけて、じっくりと読み、心を込めて返信します。
そこにはアドバイスよりも、あなたの気持ちを整理したり、気づきを促したりするサポートが込められています。
「書いてよかった」
「読んでもらえて、安心した」
そんなふうに感じてもらえるような、あたたかなやりとりを大切にしています。
「書くカウンセリング」を体験した方の声(事例・感想)
ここでは、実際に私の「書くカウンセリング」でご相談いただいた方の事例と、寄せてくださった感想を一部ご紹介します。
事例(将来が不安でいっぱいだったMさんが、“書くこと”で見つけた小さな希望)
Mさん(仮名)は、幼少期のご両親との関係や、若い頃に経験されたご病気の影響もあり、長い間「自分には将来がないのでは」という不安とともに過ごしてこられました。
40代を迎えて少しずつ環境が落ち着いてきた一方で、ふと「これからの人生をどうしていけばいいのか…」という新たな不安が湧いてきたそうです。
直接話すことには抵抗があるけれど、ゆっくりと気持ちを整理してみたいというご希望で、書くカウンセリングをご利用いただきました。
初回のメールから、ご自身の内面にしっかりと向き合ってくださり、全体で5往復ほどのやりとりを重ねるなかで、
日常の中に小さな楽しみがあることや、「最近は忘れていたけれど、実は好きだったこと」に少しずつ気づかれていきました。
最後には、「考えすぎてしまいそうなときこそ、まずはワクワクすることに手を伸ばしてみよう」と、Mさんご自身でこれからの行動指針を見つけられ、カウンセリングはいったん一区切りとなりました。
【Mさんのご感想(一部抜粋)】
相談前は悩みに押しつぶされそうで不安で心が苦しくて仕方なかったのですが、やまももさんは穏やかに共感や肯定をしてくださり、やり取りを重ねるうちに少しずつ心が落ち着いていきました。
またどうしようもなく不安になったときは、気軽にご連絡くださいとお伝えさせていただきました。
実際にいただいたご感想から(一部抜粋)
メッセージはとても丁寧で、寄り添ってくれたメッセージをいつも書いてくださってたので、心の安心感に繋がりました。
本当に心の励みや気付き、こんな考え方もあるんだという支えになりました。
対面して悩みを話すのはハードルが高いですが、ここならメッセージのやり取りで相談が出来るので、考えながら文章が書けますし、カウンセラーさんの文章もじっくり読み返せるのでとても良かったです。
仕事の利害関係のない方に、話を聞いてもらえて気持ちが楽になりました。肯定していだだける点も心強く、前向きな気持ちになれます。相談の頻度なども、私のペースでいいと言っていただいているので、気楽な気持ちでいられます。
(※個人が特定されない形で掲載しています)
「話せない」から諦めないで。まずは一通、書いてみませんか?
カウンセリングに興味があっても、
「うまく話せないから」「言葉にできるか不安だから」と、その気持ちを押し込めてしまっている方は少なくありません。
でも、話せないからといって、あきらめる必要はありません。
「書く」というやさしい方法で、自分と向き合う時間を持つことも、心のケアのひとつのかたちです。
誰かに気持ちを読んでもらえる、ただそれだけで心が少し軽くなることがあります。
もしあなたが今、
「自分の気持ちを誰かに聞いてほしい」
「でも、話すのはまだちょっとこわい」
そんなふうに感じているなら…
書くカウンセリングを、気軽に試してみませんか?
私自身も、メールやチャットなどを使ったテキストカウンセリングを行っています。
少しでも気になる方は、お気軽にご相談くださいね。
\ 書いて心を整えるお手伝いをします。 /