「自分らしく生きる」に年齢はない|79歳おばあちゃんのチャレンジに見る自分軸のお話

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こんにちは。こころの言語化カウンセラーの山﨑ももこです。

「もう遅いかな…」「今さら新しいことなんて…」
そんなふうに、心の奥で諦めかけていることはありませんか?

先日、新聞の投書欄で出会った79歳のおばあちゃんのお話に、思わず「素敵だな」と心が温かくなりました。

シャンソンという新しい挑戦を始めた彼女の姿から見えてきたのは、年齢を重ねても輝き続ける「確かな自分軸」でした。

「やりたいこと やったもん勝ち 青春なら」
この歌詞に背中を押された彼女のように、自分らしく生きることに「遅すぎる」なんてないんです。

その美しさを、一緒に感じてもらえたらうれしいです。

目次

79歳おばあちゃんの「自分軸」とは

先日、新聞をパラパラとめくっていたときのこと。

投書欄(読者が体験談や考えを寄せるコーナー)の、ある1コマが目に留まりました。
(投書欄とは、一般読者が自分の体験談や日常で感じたこと、考えたことなどの文章が載るコーナーです)

そこに掲載されていたのは、79歳のおばあちゃんによる投稿。

内容を簡単にまとめると…

少し前に単身になり、新しい趣味を始めたいと模索中だった。

実は、以前からピアノの伴走でシャンソンが歌いたいという漠然とした憧れがあったが、それは無謀だし、勇気がないと感じていた。

そんなとき「勇気100%」という曲の「やりたいこと やったもん勝ち 青春なら」というフレーズに出会い、心に響いて、背中を押された。

その後、シャンソンを教えてくれる先生と出会うことができ、月に2回のレッスンを受けることになった。これからも興味あることにトライしたい。

このようなお話でした。

このお話に感じた3つの自分軸ポイント

私はこのお話を読んだときに、この方の自分軸を感じさせるポイントが3つあると思いました。

1つめは、80歳を手前にして、新たなチャレンジをしたこと。

私たちは何か新しいことに取り組もうとするとき、それが「趣味」など楽しいことですらも、ちょっと躊躇してしまうことがありますよね。

「失敗したらどうしよう」「いまさらこれをやったって何になるのか…」「周りに何を言われるか…」

いろんなことが思い浮かんで、「まあいいや」と先延ばししてしまうことや、あきらめてしまうこと、誰しも少なからずあると思います。

それでも、この方は、自分の「やってみたい!」という気持ちに沿って踏み出しました。

2つめは、歌のメッセージを素直に受け取って、ご自身のエネルギーにしたこと。

「やりたいこと やったもん勝ち 青春なら」というフレーズは、たしかに勇気をくれるようなフレーズだと私も思います。

でも、ここに出てくる「青春」という言葉。一般的に、80歳も手前になれば、「青春なんて、私にはもう関係ない」と反発してもおかしくない気がします。

それでも、この女性は歌から刺激をうけて「私もやろう!」と前向きな気持ちになった。きっと、とても純粋な心をお持ちの方なのだろうなと感じました。

最後の3つめは、この一連のお話について新聞に投稿したこと。

「自分の体験・感じたことを文章にまとめる」という行為には、それなりのエネルギーがいるものです。

さらに、不特定多数の人が見るであろう新聞に投書するというのは、それこそ勇気も必要でしょう。誰に何を思われるかわからない中で発信することになるわけですからね。

それでも誰かに伝えたいと思って、自分の意志に沿って行動した。それができるのは、確かな自分軸があるからこそだと思います。

自分軸や自分らしさに年齢はいっさい関係ない

今回のお話で最も伝えたかったことは、「自分軸」や「自分らしさ」を追い求めていくのに年齢は関係ないということ。

この女性は、ずっと若いころから自分軸を大事にしてきたのかもしれませんし、単身になったことがきっかけとなり、79歳にして「生き方を変えたい」と大きな気持ちの変化があったのかもしれません。

それは知る由もありませんが、いずれにしても言えるのは…

一般的にどうだとか、まわりにどう思われるかとかは関係なく、「自分がこうしたい」「自分はこう感じる」という思いにしたがって行動していく。

やっぱりそれが、本当に自分らしく、幸せに生きる道なのだと思います。

きっとこの方は、80歳を超えてからも自分らしく過ごしていかれるのでしょう。

「自分軸や自分らしさを追い求めていく」ということは、まさに「どう生きるか」そのもの。

もっと若い世代の私たちも自分の心の声をしっかり聴いて、自分だけの生き方をつくっていけたらいいなと、あらためて思いました。

今回ご紹介した女性のように、年齢に関係なく「自分がこうしたい」という気持ちに素直になれたら素敵ですよね。

でも、いざ自分のこととなると
「本当はどうしたいんだろう?」
「これが私の本音なのかな?」
と迷ってしまうことも、やっぱりあると思います。

そんな時は、一人で考え込まず、誰かと一緒に言葉にしてみると見えてくることがあります。

私は、こころの声を言語化し、自分軸を探すお手伝いを得意とするカウンセラーです。

まずは体験カウンセリングであなたの「なんとなく」を一緒に言葉にしてみませんか。

きっと、あなたらしい生き方の種が見つかるはずです。

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