こんにちは。
「こころの言語化」で自分軸を育てるお手伝いをしている、カウンセラーの山﨑ももこです。
「いろんなことを、つい深く考えすぎてしまう…」
「頭の中がモヤモヤして、気分が晴れない」
そんなふうに感じること、ありませんか?
実は私自身も、昔から「考えすぎるタイプ」。
頭の中がいっぱいになって、一人でぐるぐると同じことを考え続けて疲れてしまうこと、よくありました。
でも今は、そんなときに「心のモヤモヤを言葉にしてみる」ことで、気持ちがふっと軽くなることを実感しています。
今日は、考えすぎて疲れてしまったあなたの心を軽くする「こころの言語化」について、やさしくお話ししてみますね。
- つい考えすぎてしまい、気持ちが晴れないことが多い
- 頭の中がモヤモヤして整理がつかずに疲れてしまう
- 悩みや不安を抱え込んでしまいがち
「ちょっと当てはまるかも」と思った方は、ぜひ肩の力をぬいて読み進めてみてください。
なぜ「言葉にする」と心が軽くなるのか
「なんとなくモヤモヤする」
「うまく言葉にならないけれど、なんか重い」
そんな気持ちを抱えているとき、私たちの心の中では、感情や思考が絡まり合ってしまっています。
頭の中だけで考えていると、あれもこれもと堂々巡りになって、かえって混乱してしまうことも。
でも、その「なんとなく」を言葉にしてみると、不思議なことが起こります。
気持ちが整理される
「あ、私ってこんなことを感じてたんだ」
「ぐちゃぐちゃだったけど、言葉にしてみると意外とシンプルかも」
言葉にすることで、自分の本当の気持ちが見えてきます。
心の重荷が軽くなる
ため込んでいた気持ちを外に出すことで、ふっと肩の力が抜けるような感覚が生まれます。
泣いたあとに少し気持ちが軽くなるように、言葉にすることも心の解放につながるんです。
客観的に見つめられる
頭の中にあるときは「大きな問題」に感じていたことも、言葉にしてみると「あれ、そんなに大きな問題じゃないかも」と気づけることもあります。
まずは「書く」ことから始めてみませんか
「言葉にするって、どうすればいいの?」
そう思った方は、まず紙に書き出すことから始めてみてください。
書き方は自由でOK
- 思いついたことを箇条書きで
- 感情のまま、ぐちゃぐちゃでも
- 「今日は〇〇で疲れた」みたいな一言でも
うまく書こうとしなくて大丈夫。
あなたの気持ちを、そのまま外に出してあげることが大切です。
10分だけでも効果があります
長時間書く必要はありません。
10分だけでも、心の中にあったものを紙に移すことで、少し楽になることがあります。
「誰かに話す」という選択肢
「書くだけじゃ、なんとなくスッキリしない」
そんなときは、誰かに話してみることも、とても効果的です。
話すことで得られること
✓ 自分の気持ちがより明確になる
話しているうちに「あ、私ってこう感じてたんだ」と気づけます。
頭の中で絡まっていた感情や思考が、言葉になることで少しずつ、自然と整理されていきます。
✓ 一人じゃないという安心感
誰かが隣で耳を傾けてくれることで、抱え込んでいた心の重荷がふっと軽くなります。
「一人で抱えなくていいんだ」という温かい安心感が生まれます。
✓ 新しい視点や気づき
話すことで客観的に自分を見つめられるだけでなく、相手の問いかけや反応から、これまで気づかなかった新しい視点や「今できる小さな一歩」が見つかることもあります。
大切なのは「安心して話せる相手」
ただし、誰にでも話せばいいというわけではありません。
「そんなの気にしすぎだよ」
「もっと前向きに考えたら?」
私たちは悩んでいるいるとき、こんなふうに言われると、かえって心が重くなってしまいます。
また、
「こうやったほうがいい」とか「自分だったらこうする」などのアドバイスも、いくら相手に悪気がないとはいえ、余計に気持ちがモヤっとしてしまうこともあります。
今のあなたが求めているのが「ただ聴いてほしい」なら、その気持ちを大切にしてください。
身近な人に話しにくいときこそカウンセラーに相談してほしい
「家族や友人には、気を遣ってしまう…」
「アドバイスじゃなくて、ただ聴いてほしい」
そんなときは、カウンセリングという選択肢が本当に効果的です。
カウンセラーは、評価したり正解を押しつけたりしません。
あなたのペースで、あなたの言葉で話してもらうことを大切に、そのままの気持ちを受け止めます。
その絶対的な受け止めがあってこそ、私たちは本当の気持ちを大事にしながら、自分らしく進むための自信を持つことができるのです。
安心して聴いてもらいながら気持ちを整理したいとき、カウンセリングはきっとあたたかい支えになりますよ。

考えすぎてしまうときは一緒に考えましょう
考えすぎてしまうのは、それだけ物事に丁寧に向き合える力があるということ。
決して悪いことではありません。
でも、一人で抱え続けていると、心がとても疲れてしまいますよね。
そんなときは、少しずつでも気持ちを言葉にしてみてください。
ノートに書くのもいいし、誰かに話してみるのも一つの方法です。
「こころの言語化」は、あなたの心を軽くする、やさしい時間になるはずです。
もし「誰かに聴いてもらいたい」と感じたら、体験カウンセリングで一緒に言葉にしてみませんか。
「なんとなくモヤモヤしている」
そんな曖昧な気持ちからでも大丈夫です。
あなたのペースで、安心してお話しできる時間を大切にします。