こんにちは。自分軸を育てて、自分らしく生きるためのお手伝いをするカウンセラー、山﨑ももこです。
皆さんは、自分自身のことをどれだけ理解できていると思いますか?
日々を過ごす中で、「なんとなく生きづらさを感じる」「やりたいことが見つからずに焦ってしまう」「モヤモヤする気持ちがあっても、うまく整理できない」
そんなふうに感じること、きっと誰にでもあると思います。
私たちの気持ちや感情は、目には見えません。
そして忙しい毎日のなかでは、自分の心の声にじっくり耳を傾ける時間は意外と少ないもの。
でも「今の私って、本当はどう思っているんだろう」「何に不安を感じているのかな」など、自分の心の声に気づき、理解していくことは、「自分らしさ」や「満たされた生き方」につながる大切な時間です。
この記事では、カウンセリングという方法を通して自己理解を深めるメリットについて、お伝えしていきます。
- なんとなく生きづらさを感じる
- やりたいことがわからずにモヤモヤしている
- 「変わらなきゃ」と焦るけど、どうしたらいいのかわからない
方の力を抜いて、ゆっくりと読んでいただけたらと思います。
一人で自分と向き合うのは、実は難しい
「自分をもっと知ることが大切」
この言葉を耳にすることも多いですが、実際にやってみようとすると、こんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか。
「自分の本当の気持ちがわからない」
→「何が好き?」「どうしたい?」と聞かれても、なぜかピンとこない。
「考えようとすると、逆にモヤモヤして疲れてしまう」
→ 頭の中でぐるぐる考えているうちに、堂々巡りになってしまう。
「“こうあるべき”に縛られて、気持ちを素直に受け止められない」
→「こんなふうに思ってはいけない」「もっと頑張らなきゃ」と、自分の感情を否定してしまう。
こうした「自己理解の難しさ」に直面している人は、実はとても多いです。
でも、それは決して「気の持ちよう」とか「努力不足」のせいではありません。
私たちは、これまでの人生経験や周囲からの期待、そして自分でも気づかない「思い込み」によって、本当の気持ちにフタをしてしまっていることがあるんです。
そのフタはとっても固くて、自分だけでは存在にすら気づかなかったり、開けることが難しかったりすることもめずらしくありません。
だからこそ、「一人でなんとかしよう」と頑張るより、安心できる誰かと一緒に心に向き合う時間を持つことが、とても大切になってきます。
なぜ「自己理解」が大切なの? 自分を知ることが生きやすさにつながる理由
私は、「自分を知ること」は、自分との信頼関係を築くこと、自分を本当に大事にすることだと思っています。
たとえば、
- どんなことに心が動くのか
- どういうときに落ち込みやすいのか
- 何が心地よくて、何が苦手なのか
そうしたことを自分でわかっていると、「私はこうしたい」「これはイヤだな」と、日々のちょっとした選択すらも、自分らしくできるようになっていきます。
反対に、自分のことがよくわからないままだと、どんなふうに働きたいのか、どんな人間関係を築きたいのかも見えづらい。
だから、いつも「これでいいのかな…」と迷いがちになってしまいます。
また私たちはつい、「みんなはこうしているから」とか、「正解はどれだろう?」と、外に答えを求めてしまいがち。
でも、本当に大切なのは他人がどうか、世間がどうかではなく、自分自身がどう感じるか、どう生きていきたいかという感覚です。
「自分を知ること」は、より自分らしく、心地よく生きるための土台になります。
ここから先は、そんな自己理解をカウンセリングで深めるメリットについて見ていきたいと思います。
カウンセリングで自己理解を深める4つのメリット
「自己理解を深めたい」と思っても、一人で考えていると、どうしても行き詰まってしまうことがあります。
ここでは、実際にカウンセリングを受けたときにどんな変化が生まれるのか。
「自己理解」の視点から、4つのメリットをご紹介します。
①「こうあるべき」から離れて、本当の気持ちに気づける
私たちは日々、無意識のうちに「〇〇しなきゃ」「こうするべき」という思考にとらわれがちです。
たとえば、
「仕事は我慢してこそ価値がある」
「迷惑をかけちゃいけないから、助けを求めるのはダメ」
そんな思いに縛られて、自分の気持ちを後回しにしてしまうこと、少なからずあると思います。
でも、カウンセリングでは「どうするべきか」ではなく「本当はどう感じているか」を大切にしていきます。
心にじっくりと向き合っていくうちに、
「やりたくないことを我慢してやっていたんだ」
「本当は、誰かに頼りたかったんだ」
そんな「本音」に気づけるだけで、ふっと心が軽くなることもあるんです。
② 焦らず、自分のペースで考えられる
悩んだり迷ったりしているときに「早く答えを出さなきゃ」と焦ると、かえって気持ちが見えなくなってしまうもの。
でも、カウンセリングでは、無理に結論を出すことよりも、自分のペースで「なぜそう感じたのか?」を一緒に整理していきます。
たとえば「仕事を辞めたい」と感じたとき。
すぐに判断するのではなく、
「何がしんどいと感じているのか?」
「本当は、どういう働き方がしたいのか?」
そんな問いを通して、気持ちの奥にある「本当の望み」が見えてくることがあります。
表面的な選択ではなく、自分の価値観に根ざした決断ができるようになるのは、自己理解を深めるからこそです。
③ 自分を責めるのではなく、受け入れられるようになる
「また失敗した」「なんで私はいつもこうなんだろう…」
そんなふうに自分を責めてしまうときって、誰にでもありますよね。
カウンセリングでは、「できた・できなかった」ではなく、まずは気持ちそのものを大事にします。
「そう思っていたんだ」
「そこが苦しかったんだ」
と気づきながら受け止めていくことで、少しずつ自分自身にやさしくなれる感覚が育っていきます。
そして、
「なぜ同じパターンで悩むのか」
「どんな思考のクセがあるのか」
そうした点にちょっとずつ気づくことが、より楽に生きるための一歩につながります。
④ 自分の本当の望みが見えてくる
「何がしたいかわからない」
「自分に向いてることが見えない」
そんなモヤモヤを抱えているときも、カウンセリングでは、ゆっくりと心に向き合って「本当は何を大切にしたいのか」を探します。
カウンセラーとの対話の中で、たとえば「転職したほうがいいのかな?」と感じていた人が、
「仕事が嫌なのではなく、人間関係に疲れていた」
「本当は、もっと安心できる環境で働きたい」
といった気づきを得ることもあります。
「やりたいこと」「大事にしたいこと」は一人で考え込んで探すより、話しながら気持ちを整理する中で見えてくることも多いです。
焦らず、ゆっくり。自分の本当の気持ちに気づく時間を
自己理解は、すぐに答えが出るようなものではありません。
特に一人で考えていると、気づけば同じことをぐるぐる悩み続けてしまうこともありますよね。
でも、カウンセリングの中で「そうか、私って本当はこう思っていたんだ」と気づけることで、少しずつ心が軽くなっていくことがあります。
人の心は、本当に繊細で複雑なもの。
だからこそ、焦らず、無理をせず、自分のペースで向き合っていくことがとても大切です。
私のカウンセリングでは、まず「安心して話せる場」「どんな気持ちも出せる場」であることを大切にしています。
「自分の気持ちがよくわからない 考えすぎて疲れてしまう」
「なんとなくモヤモヤするけれど、整理できない」
そんなふうに感じていたら、ぜひ一度、体験カウンセリングを試してみていただけたらと思います。
どんな気持ちも否定せず、ゆっくり一緒に整理していくので、「うまく話せるか不安…」という方もどうぞご安心くださいね。
まずはどんなカウンセリングか知りたい方はこちらから

