心のモヤモヤを整理する３つの方法｜自分らしさが見えてくる「心の片づけ術」

こんにちは。自分らしく働き、生きるためのサポートをしているカウンセラーの山﨑ももこです。

「なんだかモヤモヤするけれど、何が原因かわからない」
「ずっと考えているのに、気持ちが整理できない」
「自分らしさが見えなくなってきた…」

そんな状態になること、ありませんか？

私たちは日々たくさんのことを抱えながら生きています。
心の中がいっぱいになったとき、人は「本音」や「本当の望み」が見えにくくなるものです。

だからこそ、心の中を定期的に整理していくことが、自分らしく生きる土台になると私は感じています。

この記事では、心のモヤモヤを整理しながら「自分の気持ち」を見つめ直すための3つの方法をご紹介します。

心を軽くするヒントを一緒に見つけていきましょう。

心の整理ってどういうこと？

モヤモヤしているとき、たいてい心の中にはたくさんの思いや不安、考えごとが混ざった状態になっています。

• やるべきこと
• 気になっていること
• 過去の記憶
• 未来への不安
• 誰かの言葉

いろんな要素が絡み合い、まるで「荷物がいっぱいに詰まったカバン」のようになっているんです。

この状態のままでは、自分の気持ちも見えにくくなります。

心の整理とは、
「自分の内側にあるものをひとつずつ眺め、必要・不必要を見つけていくこと」。

それが本当の自分を知ること、自己理解の第一歩にもなります。

モヤモヤを整理するための３つの方法

心のモヤモヤを丁寧に見つめていくと、
「あ、私って本当はこんなふうに思っていたんだ」
「この感覚、大事にしたほうがいいのかもしれない」
と、小さな本音に気づけることがあります。

気持ちが絡まったままでは、どれだけ考えてもスッキリしないもの。
でも、一つひとつを自分の手でほどくように向き合っていくと、「自分らしさ」が見えてくる瞬間があります。

ここからは、私自身も実践していて、相談者さんにもよくお伝えしている「心の整理が進みやすくなる3つの方法」をご紹介します。

できるところから試してみてくださいね。

① 気持ちを書き出すことで、モヤモヤを明らかにする

心を整えるうえで、やっぱり強い味方になるのが「書く」という行為です。

私もよく、朝や夜の落ち着いた時間に、ノートやスマホのメモアプリ、パソコンのドキュメントなどに気持ちを書き留めています。

「今日は考えてみたこと」や「引っかかってること」と、自分に小さく問いかけながら書いてみるだけでも、頭の中が整理されやすくなります。

不思議なもので、書いてみると「本当は○○が気になっていたんだ」と気づくことが多いんですよね。

頭の中だけで考えていると、どうしても同じところをぐるぐる回ってしまいます。

でも、文字にしてみると少し距離が生まれ、客観的に見やすくなる。
その「少しの距離」が、心の整理にはとても大きな助けになります。

「何を書けばいいかわからない…」と思ったら、まずは一言、「今、どんな気持ち？」から始めてみてください。
たった一行でも、それがとっかかりとなって、いろんな気持ちが見えてくることがあります。

「書くこと」で気持ちを整理する方法（ジャーナリング）については、以下のページで詳しく紹介しています。

② 実際に行動してみることで、自分の本音に気づく

考えすぎて動けなくなってしまうことって、誰にでもあります。
私自身も、頭の中でかなり深く考えてしまうタイプなので、よくわかります。

でも、どれだけ考えても答えが出ないことって本当に多いんです。

だからこそ、動けないときほど「小さく動いてみる」ことが大切だと感じています。

たとえば…

• 少しだけ調べてみる
• 気になる本を読んでみる
• お金も時間もかからない範囲で「ちょっと試す」

そんな程度でも十分です。

やってみると、
「意外としっくりくる」
「これはちょっと違ったかも」
そんな体感としての気づきが出てきます。

合わなかったとしたら、それも大事な発見。「合わない」とわかるのも、立派な前進です。

もし今、「頭の中だけで考えて動けていない」と感じていたら、ほんの小さな一歩を試してみてください。
今まで気づけなかった自分の本音に出会えることがあります。

小さく動くことの大切さは、以下の記事で詳しく紹介しています。

③ 一人で解決できないときは、人の力を借りる

気持ちが整理できないとき、誰かに話すと、ふっと心が軽くなることがあります。

身近な人に話すのももちろん良いのですが、
「本音までは言いづらい…」
「説明が難しい…」
と感じることもありますよね。

ひとりで抱え込むと、気づかないうちに自分を責めてしまったり、同じところを何度も回ってしまったりします。

そんなときは、専門家の力を借りるのも有益な選択肢。
ひとりで整理するのがむずかしいときや、もっと深く自分を知りたくなったときは、安心して話せるプロとの対話が助けになることもあります。

実際、新たな視点を取り入れて自分ひとりでは気づきにくい部分が見えてくることで、心のモヤモヤが少しずつ整っていく方は多いです。

焦らず、一歩ずつ。自分を知る旅を楽しもう

モヤモヤを抱えたままだと、気持ちが整理できず、どんどん自分らしさを見失ってしまうことがあります。

一方で、「本当の自分を知りたい！」と焦りすぎると、かえって迷子になってしまうことも。

自分を知ることはシンプルなようでいて、実はとても奥深いもの。
だからこそ、焦らずにじっくり心を整理するのが一番です。

そして大切なのは「正解」を探すのではなく、「自分らしい答え」を見つけていくこと。
あなたのペースで、少しずつ自分を知る旅を進めていってくださいね。