こんにちは。
心と働き方の両面から、自分らしい生き方づくりをお手伝いするカウンセラー、山﨑ももこです。
以前、別の記事で「フリーランスか会社員か」という観点から、「働き方を考える際に大事にしたいこと」について書きました。

今回はその姉妹編として、「何をして働くか」についてお話ししたいと思います。
というのも、普段、独立や副業の相談を受けていると、こんな言葉を本当によく耳にするんです。
「動画編集とWebライター、どっちが稼げますか?」
「WebデザインはAIに取って代わられますか?」
「今から始めて、一番手堅く稼げるのは何ですか?」
ネットやSNSを見れば、「〇〇はオワコン」「これからは△△一択!」なんて言葉が飛び交っていますよね。
もちろん、生活のために稼ぐことは大事です。
市場の動向を知ることも、戦略としては必要でしょう。
でも、情報収集に熱心になるあまり、「何が正解か(損をしないか)」ばかりを気にして、「自分は何をしたいか」がすっぽり抜け落ちてしまっている人が多いように感じるのです。
今日は、情報洪水の中で迷子になりかけているあなたへ。
フリーランス歴14年の実務視点、そして自分らしいキャリアづくりをお手伝いするカウンセラーの視点から、副業や仕事選びについてお話してみたいと思います。
- 「稼げる副業」の情報収集に疲れ、何が正解かわからなくなっている
- 「やりたいこと」より「損しない選択」を優先してしまい、なかなか動き出せずにいる
- 自分に合った副業・独立の方向性を見つけたい
「〇〇はオワコン?」情報に振り回されて疲れていませんか
「ライターをやりたい気持ちはあるんですが、AIで仕事がなくなるって聞いて…」
「プログラミングはもう稼げないって本当ですか?」
私のセッションでは、こうした不安の声が後を絶ちません。
みなさん、本当によくSNSや動画などで情報収集し、勉強されています。
でも、情報を集めれば集めるほど、「失敗したくない」「無駄な努力をしたくない」という思いが強くなり、動けなくなっているようにも見えます。
今は情報があふれすぎていて、何が真実かわからなくなるのも無理はありません。
ある人は「チャンスだ」と言い、別の人は「やめておけ」と言う。
その板挟みになって、 「結局、私は何を選べばいいの?」 と、立ち尽くしてしまうのだと思います。
AI時代の副業に「楽勝コース」はない
ここで、フリーランスを14年続け、業界の変化を見てきた私なりの「リアル」をお伝えさせてください。
少しだけ厳しく聞こえるかもしれませんが、軽々しく期待させることを言うほうが不誠実だと思っています。
正直なところ、今の時代において、「これを選んでおけば絶対に安泰」「楽に稼げる」という「必勝コース」は、Web系の副業にはほぼ存在しません。
ライティングも、デザインも、動画編集も、プログラミングも。
どの分野も少なからずAIの影響を受けていますし、参入障壁が下がった分、競争も激しくなっています。
新しい話題がどんどん出てくるので、変化への対応、情報のキャッチアップも必要。
どれを選んでも、それなりの「大変さ」はあるのが現実です。
でも、逆に言えば、どれを選んでもそれなりの「チャンス」もあります。
世間で「オワコン(終わったコンテンツ)」と言われているジャンルでも、やり方を工夫してしっかり仕事を成り立たせている人もいます。
逆に、「今がブーム!」と言われるジャンルに飛びついても、まったく芽が出ずに撤退する人も山ほどいます。
(これは今に限ったことではありませんが…)
つまり、「選んだジャンル」があなたの運命を決めるわけではないのです。
大事なのは、「その仕事をどうやるか」、そして「続けられるか」。
そもそも続けられなければ、副業として、フリーランスとして、成り立たせることは不可能です。
「なんとなく稼げそう」で始めた人が続かなくなってしまう、よくあるパターン
副業であれ本業であれ、新しいことを始めて軌道に乗せるには、ある程度まとまった「時間」と「努力」の投資が必要です。
特に最初のうちは、時給換算したら最低賃金を割るような作業が続くこともあります。
思うように結果が出ない時期も、必ずあります。
そのとき、「なんとなく稼げそうだと聞いたから」という理由だけで始めた人は、どうなるでしょうか?
「話が違う」「こんなに大変なら、やめればよかった」
そう思って、心が折れてしまいやすいんです。
これは根性うんぬんの問題ではなく、「踏ん張るための理由」が自分の中にないからです。
心理学では、自分の中から出てくるモチベーションのことを「内発的動機」と呼びます。
これは「お金のため」「評価されたいから」といった外側からの動機(外発的動機)ではなく、「やること自体が楽しい」「もっと知りたい」という内側から湧き出る気持ちのこと。
この内発的動機は、物事を続けたり、結果につなげていくうえで、とても大事な要素だと言われています。
内発的動機がある人は、壁にぶつかっても「どうすればもっとうまくいくかな?」と工夫を楽しめます。
「稼げるかわからないけど、やってみたい」 「この作業自体が好き」 「うまくなっていく過程が面白い」
そんな気持ちが根底にあると、困難も「乗り越えたい課題」に変わるんです。
一方、自分に合わないことを「稼げそうだから」という理由だけで続けようとすると、すぐに嫌になってしまう人も少なくありません。
そもそも副業は、本業ほどの強制力がない場合が多いです。
自分で学びや行動の計画を立てて、コツコツ動かないと進まない。
「自分から動きたくなる」ようなものでないと、むしろ続かないのが現実なのです。
「何の副業?」の前に自分に問いかけたい3つのこと
だからこそ、「何の副業をするか」を検索窓に打ち込む前に、一度スマホを置いて、自分の心に問いかけてみてほしいのです。
私が相談者さんとお話しするとき、よく一緒に考える3つの問いをご紹介します。
①私は本当は「どんなことをしている時間」が好き?
「結果(収入やフォロワー数)」ではなく、「プロセス(作業中の時間)」を想像してみてください。
- 文章を組み立てているとき?
- 画像を加工して整えているとき?
- 人の話を聞いているとき?
- 黙々とデータを整理しているとき?
「苦にならず、つい時間を忘れてしまう」のは、どんな作業でしょうか。
②3年続けるとして、「しんどくても学びたい」と思える分野は?
どんな仕事も、ある程度の成果を出すには少なからず「学ぶ」必要があります。
すぐに成功する人はまれであり、試行錯誤をしながら、自分なりのやり方・スタイルを見つけることが大事です。
もし壁にぶつかっても、「もっと知りたい」「うまくなりたい」と思える分野はありますか?
好奇心が続くかどうかが、変化の激しい時代を生きていくための重要なポイントになります。
③「その仕事をしている自分」を、好きでいられそう?
「稼げるけど、誰にも言いたくない仕事」をするのと、「稼ぎはそこそこだけど、やっている自分をちょっと誇らしく思える仕事」。
あなたはどちらを選びたいですか?
自分を好きでいられる選択は、心の健康に直結します。
1か月や2か月くらいなら、好きでないことでも続けられるかもしれません。
でも、やっていて違和感があるものは、半年もすると、だんだんやる気が低下するでしょう。
私がご相談にのらせていただく相談者さんの中にも、「かつて〇〇の副業をやってみたんだけど、全然合わなくて…」と自信を失い、新しい一歩を踏み出すのに抵抗感を抱かれる方がいます。
やっていて前向きな気持ちになれることも、持続可能な仕事にするには非常に大事です。
【実例】「ライターはAIで終わる?」と聞かれたら、私はどう答えているか
私自身、ライターとして長く活動してきたので、「AIでライターは終わりますか?」と聞かれることが一番多いです。
そのとき、私はこのように答えています。
「AIに『ただ書かせるだけ』の作業的な仕事は、すでに減っていて、これからさらに減る可能性が大きいです。
でも、『書くこと』を通して価値を作る仕事はなくならないと思いますよ。
それと、AIをどう活用していくかも大事なポイントです」
実際、私自身もAIツールを使いながら仕事をしています。
でも、それで「ライターとしての価値」がなくなったかというと、そうは感じていません。
AIが普及してきてから、企画づくりのアイデアを出す、リサーチする、下書きをつくるといった作業は、圧倒的に時間が減りました。
しかも、自分だけでやるよりも、明らかに効率がいい。
そのぶん、「どう編集するか」「どんな視点を入れるか」「どう相手の心に届けるか」という、より人間らしい部分に時間を使えるようになりました。
また、もう少し具体的な話をすると、インタビューのような「ザ・人間」のスキルが求められるお仕事は、変わらずに需要があります。
(AIで「インタビュー風」の記事は作れても、対話でお話を引き出すこと、そのコミュニケーション自体に価値がある、と感じるクライアントも少なくないのだと思っています)
ライティングについては、以前から「副業の手段」として注目する方が非常に多いです。
プログラミングやデザインよりも、とっつきやすいイメージがあるのでしょう。
でも、これだけAIが出てきている中、ライティングで仕事を安定的に続けていこうと思ったら、それなりの努力、工夫、戦略的に動くことが必要です。
そして何より、「書くこと自体が好き」「言葉の力を信じている」という内発的な動機がある人のほうが、ちゃんと仕事・収入につながっているのも肌で感じます。
技術が変わっても、「もっとうまく伝えたい」という気持ちがあれば、新しいツールも、情報も、味方につけられる。
やはり「好きだから、本当にやりたいから頑張れる」のは大きいのだと思います。
だからこそ、「ライターは稼げるか」「AIでオワコンか」だけでなく、「そもそも自分は書くことが好きか」「書くことで何をしたいのか」を考えてみてほしい、とお話しています。
副業は「職種選び」じゃなく、「生き方の実験」
副業や独立を考えるとき、どうしても「お金」や「効率」を優先したくなる気持ちはわかります。
でも、せっかく時間を使って新しいことにチャレンジするなら、単なる「小銭稼ぎ」以上の意味を持ってほしいなと、私は思っています。
副業は、小さく始められる「生き方の実験」のようなものです。
会社員という枠組みでは出せなかった「自分らしさ」を表現したり、本当にやりたかったことを試したりできる時間や場所。
だからこそ、「世間の正解」よりも「自分の納得」を大切にしてほしい。
「稼げるかどうか」も大事ですが、それ以上に「あなたの心が動くかどうか」を、どうか軽視しないでください。
ただ、「そうは言っても、自分が何をしたいのかわからない…」と迷子になってしまうこともあると思います。
そのときは、あなたが本当は何をやりたいのか、そもそもどう生きたいのかを、ちゃんと立ち止まって考えていただきたいのです。
一人では頭がグルグルしてしまうときは、一緒に進めましょう。
あなたの「強み」や「好き」の種を見つけて、無理なく続けられる道筋を一緒に考えるのが、私の仕事です。
そのうえで、フリーランス14年の経験から、個人で事業・ビジネスをしていく難しさや、大事なポイントなどの現実的なお話もできます。
「外での正解探し」の前に、「自分はどうしたいのか」。
そこから一緒に、あなたらしい働き方・生き方を見つけていけたらと思います。
「何をしたいか」を見つけるために。
まずは50分の体験セッションから、今のモヤモヤを言葉にしてみませんか?
→体験セッションについて詳しく見る
→すぐに予約したい方はこちら(MOSH予約サイトへ)

