こんにちは。自分らしく生きるためのこころの言語化をサポートするカウンセラー、山﨑ももこです。
忙しい毎日の中で、「もっと効率よく」「もっと成果を出さなきゃ」と思うことはありませんか?
「セルフマネジメント」と聞くと、時間管理や目標達成のためのビジネススキルを思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも、本当のセルフマネジメントは、生産性を上げることだけではありません。
自分らしく、心地よく過ごすために「自分を整える」こと。それこそが、持続可能で満たされた毎日を作る秘訣だと、私は思います。
たとえば、一人で頑張ることが多い現代、こんな気持ちを抱えていないでしょうか。
- 将来への漠然とした不安で、心が落ち着かない
- 「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーに押しつぶされそう
- SNSで他人と比べては、自分を責めてしまう
- 頑張っているはずなのに、なぜか心がすり減っている
そんなときに必要なのは、「もっと努力をすること」よりも「自分を整える力」かもしれません。
この記事では、私自身の13年の経験とカウンセラーの視点から、心を守りながら自分らしく過ごすためのセルフマネジメントをご紹介します。
- 頑張っているけれど、最近ちょっと心が疲れている
- 孤独や不安、プレッシャーに押しつぶされそう
- 長く続けていくために、自分の整え方を見つけたい
自分らしく、安心して働き続けるためのヒントを、一緒に見つけていきましょう。
なぜ「自分を整える」セルフマネジメントが必要なのか?
私たちは日々の生活の中で、仕事や人間関係、情報過多なSNSなど、さまざまな刺激と向き合っています。
「もっと自由に、自分らしく生きたい」と思っていても、ふとした瞬間に、こんな感情に襲われることはありませんか?
- 仕事やタスクが思うように進まない焦り
- 誰にも相談できずに抱え込む孤独感
- このままで将来は大丈夫なのかという漠然とした不安
- 周りの活躍を見て「自分ももっと頑張らなきゃ」というプレッシャー
誰にも相談できずに、気づけば心がちょっと疲れている…。でも、それはあなたの弱さでも、努力が足りないわけでもありません。
むしろ、ちゃんと責任を持っていろいろなことに向き合っているからこそ、こうした感情が生まれるのです。
だから、そんな人こそ、自分自身の心を守り、より良い状態で過ごすための「セルフマネジメントの視点」を持っていただけたらと思います。
がんばる前に、「自分を整える」という選択肢
不安やプレッシャーを感じたときは、どうしても「もっとがんばらなきゃ」「ちゃんとやらなきゃ」と、自分を追い込みがちになりますよね。
でも、そんなときにこそ必要なのは、「がんばる」よりも「整えること」だったりします。
たとえば、
- 朝、ほんの5分だけでも深呼吸をして自分の「今」を感じてみる
- スケジュールを詰め込みすぎず、余白を「心のバッファ」として確保する
- 誰かと比べそうになったら、「わたしはわたし」とやさしく思うようにする
こうしたセルフマネジメントの基本は特別なことではなく、「自分の内面をしっかりと見つめる小さな習慣」の積み重ねだったりします。
私自身、長年の活動、そしてカウンセリングの学びを深める中で、「がんばりすぎてしまう心」には、「安心」と「余白」が必要なのだと気づきました。
自分を整えるために静かな時間を持つことは、怠けることでも立ち止まることでもありません。
それは、あなたがこの先も心地よく、前向きに過ごし続けるための、とても大切な準備です。
今日から取り入れられる、セルフマネジメントの4つのヒント
自分を整えるとはいっても、何か特別なことを始めなきゃいけないわけではありません。ほんの少し意識を向けるだけで、心がふっと軽くなることもあるんです。
ここでは、自分を整えるための4つのヒントをご紹介します。
ヒント1. 「今の自分」に気づく時間をつくる
忙しい日々のなかで、自分の感情や体の声をスルーしてしまうこと、ありませんか?
意識的に「自分に戻る時間」をとることは、心のメンテナンスになります。
たとえば、
今日からできること
- 朝起きたときや寝る前に、5分だけノートを開いて「今日の気分」を書いてみる
- コーヒーを飲みながら、「いま何に疲れてる?」「何に満たされてる?」と自分に問いかける
- モヤモヤする日は、好きな音楽を聴きながら“ぼーっとする時間”を意識的につくる
この「気づきの時間」は、感情を整えるための第一歩。
無理に前向きにならなくてOK。
「あ、私いまちょっと疲れてるんだな」「不安を感じているんだな」と知るだけでも、自分を大切にできている証拠です。
② ゆとりのあるスケジュールを組む
「この仕事が終わったら、休もう」
そう思いながら、息つく間もなく、次の案件をどんどん詰め込んでいないでしょうか?
心を守るスケジュールのコツ
- 一週間のうち「何もしない日」を1日つくる
- 1日の予定は「2〜3割は余白を残す」が基本
- 午後イチは集中力が落ちやすいから、あえて軽めの仕事を置く など
心や体が疲れきってから休むよりも、「疲れる前に休む」ことで、仕事の質も自分のご機嫌も保ちやすくなります。
自分を「働かせすぎない工夫」を、スケジュールに入れてあげましょう。
③ 比べるのではなく、「私らしさ」を確認する
SNSを見ていると、「あの人すごいな」「自分はまだまだだな…」って落ち込むこと、ありますよね。
でも、現代には「絶対的な正解の形」がないぶん、誰かのやり方をマネしても、うまくいかないことも多いんです。
だからこそ、以下のように自分自身の本当の気持ちを見つめる時間をつくっていきましょう。
自分軸に戻る習慣
- 「理想の1日はどんな過ごし方?」と、自分に問いかけてみる
- 週に1回、自分が「うれしかったこと・満足できたこと」を3つ書き出す
- うまくいってない時期こそ、「そもそも私が大切にしたい働き方って何?」と立ち返る
- SNSは必要な時だけ開く(心がざわついたら閉じる)
「私にとってちょうどいい」を見つけるのが、フリーランスとして続けていくためのポイント。
人と比べそうになったら、「わたしはわたし」と、自分を真ん中に戻してあげましょう。

④ときには誰かとつながる
自分の心と丁寧に向き合うことと同じくらい、人とのつながりを持つことも、孤独や不安を和らげるのに役立ちます。
でも、ここで大事なのは、決して無理のない範囲でやること。
そもそも現代を生きる多くの人は、「集団よりも、ひとりでいるのが気楽」と感じている場合も多いはず。だからこそ、心地よいペースで「ちょうどいい距離感」のつながりを見つけるのがおすすめです。
無理のないつながり方
- 同じような価値観を持つ仲間とのゆるい情報交換
- 困ったときに相談できる「安心できる相手」を見つけておく
- SNSでのゆるやかな繋がりや、信頼できる友人との定期的なランチ
心がちょっと疲れた時に、そっと頼れる人がいる。
そんな安心感があるだけでも、日々の過ごし方はずっと楽になるはずです。
「心のメンテナンス」としてのカウンセリングという選択肢
日々の中で「心とやさしくつながる時間」を持つこと。それが、自分らしいセルフマネジメントの基本です。
でも、一人で向き合うだけでは見えないこともありますよね。そんな時、実はカウンセリングも「自分を整える」ための心強い味方になるんです。
カウンセリングは、メンタルの不調を治すためだけのものではありません。今よりもっと自分らしく、心地よく過ごすための「心のメンテナンス」として活用できます。
対話を通じて気持ちが言葉になると、自分の心の地図がより鮮明に見えてきます。価値観や本当の気持ちがクリアになることで、日々の選択や行動がより心地よいものに変わっていくのです。
そんなカウンセリングの新しい可能性についても、またお話ししてみたいと思います。
ときどき立ち止まって、自分を感じる時間をつくろう
現代を生きることは、自由でやりがいがある一方で、すべてを自分で決める重さも抱えています。
だからこそ、日々の中で「心とやさしくつながる時間」を、少しずつでも持っていけたら素敵だなと思います。
たとえば、朝のひとときに「今日はどんな気分かな?」と静かに自分に問いかけてみる。そんな小さな時間が、心を整えるきっかけになります。
がんばりすぎる前に。そして、自分らしく過ごし続けていくために。ちょっと心を整えたいと思ったら、その気持ちをどうぞ大切にしてくださいね。
自分らしく過ごしたいけれど、
一人では見えない部分もあるあなたへ
私がご提供している「こころの言語化カウンセリング」は、メンタル不調のためだけではありません。
より良い状態で、より自分らしく過ごすため、自分を深く理解して成長につなげるための「心のメンテナンス」として活用できます。
対話を通じて気持ちを言葉にしていくことで、自分の価値観や本当の気持ちがクリアになり、日々の選択や行動がより心地よいものに変わっていきます。
初めての方でも安心して受けられる体験カウンセリングもご用意しています。
あなたらしい毎日を、一緒に整えていきませんか?
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