こんにちは。
心と働き方のカウンセラー、山﨑ももこです。
「AI失業が怖いんです」
「AIで今後どうなるか…」
最近、相談の場でそう打ち明けてくださる方が増えています。
はっきり言葉にする方もいれば、「なんとなく将来が不安で…」と話すうちに、AIへの漠然とした恐れが出てくる方も。
私自身も、事務作業やリサーチなどでAIを日常的に活用していますし、もともとはライターとして活動をしてきた人間として、AIでライティング業務の一部が変化していくのをリアルタイムで感じ続けています。
「このままAIはどこまでいくんだろう…」と、恐怖を感じる瞬間もあります。
一方、そんな人々の不安を知ってか知らずか、
「AI時代だからこそ、人間らしさが大事」「人間の価値はなくならない」という声も聞こえてきます。
それは確かにその通りだと私も思います。
でも、それだけでは不安は消えない気持ちもよくわかります。
本当に自分らしく生きるには、「じゃあこの時代に自分はどう生きて、具体的に何をするのか」という現実的な問いからも、目をそむけずにいたいと私は思っています。
この記事では、AI時代の速さや不安定感に、愕然とした怖さや迷い、不安を感じている方へ。
その感情を否定せず、でも飲み込まれずに、自分らしい働き方・生き方を地に足をつけて考えるためのヒントを私なりにお伝えしていきたいと思います。
- 「AI失業」という言葉を見るたびに、漠然とした不安を感じる方
- 「人間らしさが大事」と言われても、現実的にどうすればいいのかわからない方
- 自分の働き方や生き方を、AI時代の変化の中で改めて見つめ直したい方
激しいAI時代をどう生きていくか。
落ち着いて考えるきっかけになればうれしいです。
「AI失業が怖い」と感じるのは、弱さでも時代遅れでもありません
「AIの進化についていけない自分が情けない」
「みんなはうまく活用しているのに、私だけ取り残されている気がする」
そんなふうに、AIに対して不安や恐れを感じる自分を責めてしまうことはありませんか?
でも、AIが怖いと感じるのは、あなたが弱いからでも、時代についていけていないからでもありません。
人間にとって「予測できないこと」は、本能的に一番不安になるものだからです。
たとえば、明日の天気が「雨」だとわかっていれば、傘を持っていくという対策ができますよね。
「豪雨や台風」の予報なら、出社を控えて在宅ワークにすることができるかもしれません。
でも、もし「晴れるか、大雨か、雪か、誰にもわからない」という状況だったらどうでしょう…?
どう備えればいいかわからず、心がざわざわしてしまうはずです。
今のAIをめぐる状況は、まさにこれと同じようなものです。
しかもそれが1日だけのことではなく、未来へずっとつながっていく…。
変化のスピードがあまりにも早すぎて、5年後、10年後に仕事や社会がどうなっているのか、専門家でさえ正確には予測できません。
「何を学べばいいのか」「どんな準備をすればいいのか」、正解が見えにくい状態が続いています。
心理学的にも、人間は「先が読めない状況」では不安を感じるのが自然な反応だと言われています。
脳が「よくわからない状況だから、警戒して身を守りなさい!」とサインを出している状態なんですね。
ですから、「AI失業が怖い」という不安は、心が壊れているわけではなく、むしろ変化に備えようとする正常な心の働きなのです。
自分の生活や仕事を大切に思っているからこそ、「このままで大丈夫かな?」と感じる。
それは、とても自然なことです。
なので、まずは「怖いと感じて当たり前」「不安になる自分も、ちゃんと現実を見ようとしているから」と、今の気持ちをそのまま受け止めてもらえたらと思います。
ただ、ひとつ大切なことがあります。
それは、不安を感じること自体は問題ではないけれど、「何が怖いのか」がはっきりしないままだと、モヤモヤだけが大きくなってしまうことがあるということ。
次は、そこを一緒に見ていきましょう。
「何が怖いのか」がわからないと、余計に不安が大きくなる
「AIが怖い」と一口に言っても、その中身は人によってまったく違います。
私がセッションでお話を伺っていると、「AIが怖い」という言葉の奥には、実はいくつもの違う不安が存在することが多いです。
たとえば、こんなふうに。
「仕事を失ったら生活していけるだろうか…」
「新しいツール・技術についていけない。自分のスキルがもう古いのかも」
「AIが何でもできるなら、私がこの仕事をする意味って何だろう」
「みんなはうまく使いこなしているのに、自分だけ取り残されている気がする」
多くの場合、どれか一つだけではなく、いくつもが同時に、ぐるぐると絡み合っている状態になっています。
そして、この「正体がよくわからない」状態が、実は一番しんどいんです。
たとえば暗い部屋で「何かが動いてる…!?」と思っているときはパニックになりますが、電気をつけて「なんだ、コートの影が揺れてただけ」と正体がわかると、ホッとしますよね。
それと同じで、「自分は何を怖がっているのか」の正体が少しでも見えてくると、際限なく膨らみ続けていた不安が落ち着いてくるものなんです。
「今まで2時間かけていた作業をAIが5分でやってしまう。私の価値って何だろう」
なら、自分がこれまで大切にしてきたことを改めて見つめ直すことができる。
「周りがAIを使いこなしているのに、私だけ取り残されている気がする」
なら、自分に合うペースや方法を一緒に探すことができる。
不安の正体がわかれば、「AIが怖い」という大きなかたまりをそのまま抱え込まなくて済むんです。
だからこそ、まずは「自分が何を怖いと思っているのか」に向き合って、ちゃんと言葉にしていくことが、不安を和らげる第一歩になります。
そのうえで、よく耳にする「AI時代こそ人間らしく生きよう」という言葉についても、もう少し立ち止まって考えてみたいと思っています。
「人間らしさが大事」とわかっても、不安が消えない理由
AI失業への不安について調べていると、よくこんなメッセージを目にします。
「AIには感情や共感がない。だからこそ、これからは人間らしさが大事になる」
「人間にしかできないことに価値がある」
こうした考え方は、本当にその通りだと思います。
私自身も、人と人とのつながりや心の豊かさが、これからの時代にますます大切になると感じています。
ただ、同時に私は、それだけでは現実的な不安がなくならないとも思っています。
実際、相談の場でこんな声もよく伺います。
「それは頭でわかっているんですけど、やっぱり不安は消えないんです…」
「人間らしく生きればいい」と言われても、「で、現実的に明日の仕事はどうするの?」「今の働き方をどう変えればいいの?」という疑問がすぐに湧いてきますよね。
私は、「人間らしく生きる」という心のあり方と、「現実的にどう働くか」という生活の基盤は、どちらも同じくらい大切だと考えています。
「心」のことだけを考えて現実を見ないふりをすれば、生活への不安が残ります。
逆に「AIに負けないスキル」ばかりを追い求めて心を置き去りにすれば、いつか息切れしてしまいます。
だからこそ、AI時代の不安から一歩前に進むには、「心の安心」と「現実の働き方」を、セットで考えていくことが大事なんだと思っています。
AIが変えるのは「手段」。「何のために生きるか」は自分で決めるしかない
では、「セットで考える」とは、具体的にどういうことでしょうか。
まず大切にしたいのは、AIによって変わるものと、AIが変えられないものを分けて考えることです。
AIが変えてきているのは、仕事の「手段」や「方法」です。
できる作業の範囲が広がり、これまで人間がやっていた仕事の一部がAIに置き換わっていく。
これは現実として起きていることです。
一方、「何のために働くのか」「どう生きたいのか」という問いと、その答えは、AIには出せません。
それはいつの時代も、自分自身で問い続けるものだと思います。
私はフリーランスとして14年間、さまざまな方の働き方や生き方を見てきました。
その中で気づいたのは、変化の波に飲み込まれずにいる人たちには共通点がある、ということ。
それは、「自分でどう生きるかを選んでいる」という実感を持ち、他人の価値観に流されず、自分の感覚や気持ちを大事にして動いていることでした。
「AIで仕事がなくなるかも」と不安になったときこそ、実は「自分にとっての働く意味・生きる意味」を問い直すチャンスでもあります。
たとえば、こんなふうに自分の感覚に問いかけてみてください。
- これまでの仕事で、「やっていてよかった」と心から感じたのはどんな瞬間?
- 効率や正解とは関係なく、自分が大切にしたい「こだわり」は何だろう?
- どんな人たちと、どんなペースで関わりながら暮らしていきたい?
ここで探すのは、立派な「キャリアビジョン」でなくて構いません。
「こういう作業をしているときは落ち着く」「この人たちと一緒にいると心地よい」といった、日々の小さな実感や気持ちで十分です。
「AI時代だから新しいスキルを!」と焦って次々に手を出すうちに、自分が何をしたいのか、どうなりたいのかがわからなくなってしまう…。
今はそういう人も増えているように感じます。
まずは「私はこういうことを大事にしていきたい」という実感を持ち、
そこから「このAIの波の中で、自分に合う働き方・生き方はどれだろう?」「そのために何が必要なのか?」と、地に足をつけて考えていく。
それが、変化の激しい時代を自分らしく歩き続ける、一番確かな方法だと私は考えています。
AI時代の不安に、私の「心と働き方のカウンセリング」ができること
ここまで、AIへの不安の正体を言葉にすることや、「どう生きたいか」という自分の実感から考えることをお伝えしてきました。
これは一人でも取り組めることです。
ただ、ずっと考えていると、どうしても同じところをグルグルしてしまったり、気持ちと現実の整理が追いつかなくなることがあります。
そんなときに、私のセッションを使っていただけたらと思っています。
私のセッションが「AI時代の不安」に特に役立てると感じているのは、「心の整理」と「働き方・生き方を見つめなおすこと」を同じ場所で一緒に扱えるからです。
一般的に、心理カウンセリングの場では「心のケア」、キャリア相談の場では「仕事の話」と分けて考えることが多いと思います。
でも実際には、気持ちが整わないと現実の選択肢が見えてこないし、現実の見通しが立たないと心も落ち着かない。
この2つは、切り離せないんです。
具体的には、こんなことを一緒に考えていきます。
①「何が怖いのか」を一緒に言葉にする
まず「AIが怖い」という漠然とした不安の正体を、否定せずにしっかり受け止めながら整理していきます。
収入への不安なのか、自分の価値への不安なのか、取り残される怖さなのか。
絡み合った気持ちを一つひとつ丁寧に言葉にすることで、「AIが怖い」という大きなかたまりが、少しずつ扱いやすい形になっていきます。
②「自分にとっての働く意味・生きる意味」を見つける
「AIに負けないスキル」を探す前に、あなたが「これまで大切にしてきたこと」や「心地よいと感じるペース」を見つけます。
また、自分の性格や考え方、特性などの理解を深めることも、自分らしい働き方・生き方を実現するためには大事なことだと思います。
まずは日々の小さな実感や気持ちから、「自分が大事にしていること」「これからどう過ごしていきたいのか」を一緒に言葉にしていきます。
③「今の自分にできる小さな一歩」を一緒に考える
気持ちが整って、ごちゃごちゃとしたものが整理できてきたところで、今の生活や体力、状況に合った現実的な「次の一歩」を一緒に探します。
いきなり大きく変える必要はなく、むしろ着実な一歩を決めるほうが無理なく続けられますし、先につながることが多いです。
「まずは情報収集から」でも、「今の仕事の中で自分らしさを少し増やす」でも、「この具体的なスキルを身につける」でも、その方のペースや状態、どうしたいかに合わせて考えていきます。
また、もしその「次の一歩」が副業や独立といった新しい働き方であれば、私自身のフリーランス14年の経験を活かして、具体的な実務面のアドバイスや情報提供を行うことも可能です。
私たちがAIの進化そのものをコントロールすることはできません。
でも「自分の心の扱い方」と「自分がどう動くか」は、自分で選んでいくことができます。
その途中で出てくるいろんな課題を一人で抱え込まずに一緒に考えていけるのが、私の「心と働き方のカウンセリング」の役割だと考えています。
まとめ|AIの変化に飲み込まれず、自分らしく生きるために
AIの進化はこれからも続いていきますし、予測できない未来に不安を感じるのは、人間として当たり前の反応です。
「AIで仕事がなくなるかも…」と怖くなったときは、まずはその不安を否定せずに受け止めてみてください。
そして、その不安を「自分がどう生きたいのか」「何のために働くのか」を問い直すきっかけに変えていくこと。
人間らしさを忘れず、でもちゃんと現実を見て進んでいく。
AIという「手段」の変化に振り回されず、自分の「目的」や「実感」に立ち返ることが、地に足をつけて生きるための第一歩になると思います。
ひとりで抱え込まず、一緒に考えませんか
社会の急激な変化の中で、どう自分らしく働き、生きていくか。
一人でこれを考え続けようとすると、
どうしても同じところをグルグルしてしまうこともあると思います。
もし今、これからの人生に不安を感じていたり、
なんとも言えないモヤモヤを抱えていたら、
その不安の正体から一緒に見ていくお手伝いをします。
「まずは話してみたい」と感じたときは、体験セッションからお気軽にどうぞ。

